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男の娘?異世界に行くよー!  作者: りんご!みかん!
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第24話 王女さまっ?




「全部買いますわー、他にもありますのー?、これだけじゃ、知り合いに配る分も考えると足りませんわー」


「王女さま?、はじめまして、あいがみ こゆきと申します。よろしくお願いします」


「はじめましてですわー、私は第3王女のエリス・クール・ソーラーですわー。よろしくですわー」


 この国の第3王女さまみたいだね。

 粗相の無いように気をつけよっ。


「まだ、あります。えっと、プラス100個程ならあります」


 スマホを操作して、いちごの香りの身体用と頭用を50個ずつ購入。


「嬉しいですわー。爺や、お金を」


 側にいる執事みたいな人を爺やとよびお金を出すように言う第3王女さまのエリスさん。


「私、執事のライクと申します。お見知りおきを。それで、この香りの良い石鹸はお1ついくらでしょうか?」


 値段決めてなかったよ。

 どうしようかな?


「お1つ大銀貨3枚で如何でしょうか?」


 街中で売っている石鹸と同じ値段を言う。

 これなら、買ってくれるよね?


「それは、安すぎですわー。普段から街中をお忍びで見て回ってますが、こんなに良い商品は見たことないですの。爺や、1つ金貨1枚で買いなさい」


 お忍びって、危なくないのかな?

 王女さまだよねっ? 


「お嬢様、かしこまりました。あいがみ様、こちら大金貨10枚でございます」


 執事のライクさんは何もないところからお金を取り出した。

 収納魔法持ちみたいだね。

 白金貨での支払いじゃなくて、大金貨なのは、利便性を考慮してかな?

 バザーとか、小さなお店で、白金貨(1000万円)出されたらお釣り出せないもんね。


「はい。確かに受け取りました。ありがとうございます」


 ビニール袋はいらなさそうだね。

 収納魔法の中に石鹸を収納していくライクさん。


 レベルが上がっていないか確認すると、レベルが上がっていた。


【美容品 レベル3】


 石鹸 身体用        『1000円』

 石鹸 身体用 いちごの香り 『5000円』

 石鹸 身体用 ぶどうの香り 『5000円』

 石鹸 頭用         『1000円』

 石鹸 頭用  いちごの香り 『5000円』

 石鹸 頭用  ぶどうの香り 『5000円』

 香水     いちごの香り 『10000円』

 香水     ぶどうの香り 『10000円』


 石鹸の香りにぶどうが追加され、香水も増えていた。


 香水は嬉しいですわー、あー、王女さまの喋り方がうつっちゃった。



 香水いちごの香りを1つ購入っと、そして、ストレージから手元に出す。



「王女さま、良かったらこれもお使いください」


 いちごの香りの香水を見せる。


「これは、なんですの?ビンに入っているようですけど」


 不思議に覗き込む王女さま


「ミニイチゴの香水です。上の突起部分を押していただくと、この穴から香りのついた水が出ます」


「すごいですわー。香水初めて知りましたわー。爺やは知ってた?」


「いえ、私も初めてお聞きしました。拝見するのも初めてでございます」


 あれ、香水ないのかな?

 水と思って飲んだりしないよね?

 注意しておいたほうが良さそうだね。


「香りのついた水なのですが、飲み物ではないです。耳の後ろやうなじ、手首につけます。自分がお手本を見せますね」


『シュッシュッ』


「1〜3プッシュがおすすめです。あまりし過ぎると香りが強くなってしまいます」


 香水をつけた手首をまず、執事のライクさんに嗅いでもらう。


「良い香りです。ふわーっと香っております」


「早く、私も!!!」


 僕の手首に鼻を近づける王女さま。


「あまーいミニイチゴの良い香りですわー。素晴らしいですわー、ほんとに頂いても良いんですの?」


「はい。大丈夫です。お近づきの印に」


「分かりましたですのー。ありがたくいただきますですのー」





「ばいばいですのー」


 王女さま、ライクさん、お祖母ちゃんはお城へ帰る船の出航が近いため帰っていった。


 この街は、ソーラー国から船だと2日ほどで着くらしい。

 陸地で向かうと、結構な日にちがかかるみたい。



 これで、手元には2183万円。


 


 

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