第20話 おはようさんだよー!
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感謝です!
『ちゅんちゅん』
という、とりちゃんの鳴き声で目が覚めた。
ステータスを確認すると、時間は07時。
ステータス画面で時間は分かるけど、時計があると便利だよねー。
おしゃれアイテムにもなるし、どこかで売ってないかな?
ステータスで確認できるから、この異世界の人は作ってないかもね。
もし無かったら、腕時計を売れば商売繁盛するんじゃないかな?
販売特権的なのを作って、それを商業ギルドに売れば大金手に入れれそう。
まぁ、時計を、この時代で作れるかわからないけどね。
「顔洗って、パジャマから今日の洋服に着替えて歯磨きしたら朝ごはんを探しに行こうかな」
とりちゃんに話しかける。
『ちゅん』
うんっと返事をしたような気がした。
『ぱしゃぱしゃ、ぬぎぬぎ、ごしごし』
準備が整った。
朝ごはん探しにレッツゴー!!!
そう意気込んで、川辺から、森の方に入ろうと足を進めると、
「こゆきちゃーんうさ。おはよううさ。朝ごはん持ってきたうさ」
すっかり打ち解けた、うさちゃんのママ(『うさもきゅ』という名前)が巨体を動かし声を出しながら僕の方に近づいていた。
うさちゃんの名前は、『うさもふ』らしい。
可愛い名前だよね。
もふもふだよもふもふ。
「おはようございます。朝ごはん持ってきてくれたんですか?嬉しいです、頂いても良いんですか??」
「良いうさ。食べるうさ、どこに出せば良いうさ?」
出す場所を聞いてくるうさちゃんママ。
僕が人間だから気にしているんだろう、食べ物を地面に置くのは人間はあまりしないもんね。
僕は、ハンカチを3枚ほど広げる。
どれくらいの量持ってきてくれたのか分からないからね。
「それじゃあ、小さいうさ。あと、3枚はいるうさ」
たくさん持ってきてくれたみたい。
うさちゃんママ基準で持ってきてないよね?
僕はそんなに食べれないよ。
まぁ、ストレージで保管すれば大丈夫かな?
うさちゃんママの言葉を聞いて更にハンカチを指定の枚数分広げる。
『ドサッドサッドサッドサッドサッドサッ』
雪崩のように積もっていく、くだものさんたち。
見たことのない種類が多い。
「ありがとうございます。じゃぁ、僕からは、石鹸2種類渡しますね」
【美容品 レベル1】
石鹸 身体用 『1000円』
石鹸 頭用 『1000円』
身体用頭用を10個ずつ購入して渡す。
「ありがとううさ、これは、身体用でこっちが頭用うさね」
文字が読めることにびっくり!
昨日、人語を話せるのはわかったけど、文字が読めるまでは気づけなかった。
「文字読めるんですか?」
「読めるうさ、でも、読めない字もあるうさね。この字は読めないうさ」
漢字で書かれている『弱酸性』という部分を指差す。
「それは、僕のいた国特有の文字ですからね。この国では、知っている人はいないと思います」
「そうなのうさね、石鹸、ありがたくいただくうさ。そろそろ帰るうさね。娘を起こさないといけないから。ねぼすけなのよね、そろそろ成人なのに、何時まで経っても子供は子供なのねうさ」
うさぎの成人は、何歳からなのか?気になったけど、うさちゃんママに聞く暇もなく言葉を残してうさちゃんママは帰っていった。
うさちゃんママがくれた果物をとりあえずストレージに保管して、果物の名前と説明を見る。
果物屋さんで見た、紫色のりんごの形をしたようなもの『リンゴン』、オレンジ色のバナナの形をしたようなもの『バニャナナ』、水色のいちごの小さめ、野いちごサイズのようなもの『ミニイチゴ』、赤色のレモンのような形をしたもの『レモンン』と、異世界に来て、初めて口にした『ミニマスカッティー』の名前があった。
その他には、3点新しい果物があり、
『ミニオレンジン』→水色のきんかん
『オレンジン』→水色のみかん
『メロロン』→紫色のメロン
甘さは、どれも控えめと書かれていた。
ストレージに保管したミニイチゴとミニマスカッティーをハンカチの上に置く。
「とりちゃん、一緒に食べよー?」
『コクリッ』と頷いて食べ始めるとりちゃん。
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