表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
男の娘?異世界に行くよー!  作者: りんご!みかん!
1/24

第1話 異世界行きは唐突にっだよー!

 誤字脱字、抜文、言葉の使い間違い、説明不足が多々見受けられると思います。


 それでも、お読みいただけると幸いです。




 目を開けると、何故か森の中にいた。

 


 小鳥の可愛らしいさえずりや、気持ちの良いかすかな風、あったかい日光が心地よい。

 

『なぜこんな所にいるのだろうか?』


 自分は森の中で寝転がっているのだが、何故このような状況になっているのか思い出せない。

 一瞬、記憶喪失?かなとも思ったけど


 完全な記憶喪失ではないと思う。

 何故なら、自分の名前は思い出せるから。

 愛上あいがみ 恋雪こゆき

 年齢は、18歳。

 高校を卒業して、春からは大学生になる。

 大学生デビューをして彼女を作り、これから楽しい人生を送る予定。

 自分でも思うが、可愛い顔立ちをしている。

 名前も可愛らしい名前で、こゆきちゃんとかゆきちゃんとか、名字からとって、あいちゃんとか呼ばれたりしている。


 女の子の友達とも、仲良く、何故か女子会に呼ばれたりするなど、男として見られていないことが多い。

 高校の文化祭の女装コンテストでは、1年生のときに、2位に大差をつけて勝ってしまった。


 そのため、2年生のときの文化祭では、女装コンテストに、僕が参加するのは反則みたいな空気になってしまうなど、女の子みたいな顔立ちをしている。

 


 地面に寝転がっていたのをやめて、起き上がる。


 身体を動かすが、特にどこか痛いということもない。


 

「うーん、もしや、これは、いや、まさかねー。ステータスオープン」 


 ひとり言を述べ終え、ステータスオープンとつぶやく。


【ステータス】



名 前︙愛上 恋雪

レベル︙ 1

年 齢︙18歳 

性 別︙男

種 族︙人間

体 力︙F

魔 力︙F

攻撃力︙F

防御力︙F

俊敏力︙F

魔 法︙ゆき魔法 F

称 号︙異世界アイシュにとばされた者

加 護︙愛の女神の加護

加 護︙恥ずかしがり屋の女神の加護

身 長︙160cm

体 重︙45kg

髪 色︙茶色

目 色︙黒色

髪 型︙アシンメトリー

笑 顔︙ふわふわ笑顔

月 日︙3月31日

曜 日︙土曜日

時 間︙12時10分





「あー、まさかねとは思ったけど、ここは異世界なのかもしれないね。ステータス画面が見えるから」


 ゆき魔法がある。

 名前のおかげだろうか?

 Fとは、ランクのことかな?

 視界に見える、ゆき魔法という文字をなぞってみた。

 言葉が追加された。

 ゆき魔法『あわゆき』

 ゆき魔法『かわきゆき』


 あわゆきは、泡のように溶けやすいゆきで、かわきゆきは、水分が少なくサラサラとしたゆきだったかな?


 確かに、攻撃には向いてなさそう。


 次は、称号。

 異世界アイシュにとばされた者。

 なぜ、とばされたのかな? 



 次はっ、加護。

 加護がついてるのは嬉しい。

 2つもある。


 1つめは、愛の女神加護。どんな加護なんだろう?


 僕がそう思うと、視界に情報が現れた。


【愛の女神の加護とは、男女などの性別問わず人や魔族、モンスターなどから好かれたり、愛されやすくなる加護です。身体から、相手方の好みのフェロモンが漂います】

 

「なるほど、この世界には、魔族やモンスターがいるんだね。素晴らしい加護だよ。加護をもらえたのは、苗字のおかげかな?」


 次は、恥ずかしがり屋の女神の加護だね。

 


【いわゆる異世界ものの隠蔽スキルのようなものとお考えください。これで、ステータスを覗かれることはできません】


『やったね。隠蔽スキルのようなものは嬉しい。称号をもし誰かに見られたら大変なことになりそうだからね。』


 そして、ご丁寧にも『身 長』『体 重』

『髪 色』『目 色』『髪 型』『笑 顔』『月 日』『曜 日』『時 間』が、ステータスに表示されている。


 自分が覚えているのは、3月30日だから、寝てる間に、異世界アイシュに来たみたいだね。

 まぁ、日本と時系列が同じとは限らないけど笑



『ピコンッ』


 ズボンのポケットに入っていた、スマートフォン(汎用型電子機器)から聞き慣れたLOneの通知音がした。


 いったい、誰だろう。

 電波あるのかな?


 スマホを操作して、宛名をみる。

 転移女神と出ていた。


『やっほー?こゆきちゃん元気ー?急に異世界に来てびっくりしちゃったかな?こゆきちゃんが、普段から、異世界に行きたい。獣人のもふもふを触りたい、異世界に行けるなら寿命を半分渡しても行きたいとか、夜な夜な寝る前に願っていたから、面白そうなので、異世界に飛ばしちゃいました。てへっ。因みに、こゆきちゃんは地球では元からいなかったことになってるからね。そして、時系列は日本と全く同じだよ、今日は2018年3月31日。1週間は7日で月火水木金土日。日本と遜色ないと考えてもらって大丈夫。そして、LOneは、連絡先のある人にしか送れないよー。今のところは、私にしか送れないよ。ではでは、念願の異世界で素晴らしい生活をお送りください』




『ありがとうございます。女神様。大学生活も楽しみでしたけど、もふもふのいる異世界のほうが嬉しいです。』送信っと


 送信ボタンを押して転移女神様に返信する。


 

「とりあえず、森からでて、街か村を目指そう、あっ、その前に魔法の確認をしたほうが良いかな?」


 『あわゆき』

 

 あわゆきと頭の中で念じると、泡のようなゆきがひらひらと空中に舞った。


 春に見る、ゆきは良いもんだなーっと、眺める。


『ぴょんぴょんっ』


 うさぎかな?角の生えているうさぎが、雪を見て飛び跳ねている。


 徐々に近づいてきて、僕の足元まで来た。

 敵意を感じなかったので、逃げることはせずに、そのままうさぎ?を見る。


『かわきゆき』


 魔法あわゆきを確認したので、次はかわきゆきの確認をした。


 さらさらとした雪が先程と同じように舞う。


 うさぎが俺の足に頬ずりをしていたので、可愛くて頭を撫でる。


『うさっうさっ』


 うさぎ?が鳴き声を出す。



 


 お読みいただきありがとうございます。


 趣味で書いております。

 優しく見守っていただけると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
 ブックマーク、良い評価をいただけると励みになります。  お時間ありましたらよろしくお願いします!!!
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ