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未来の灰

作者: 煉瓦

未来の影に怯えた

明日はどこまでも続く

途絶えない日々に

立ち止まってもいいだろ


一切合切はまとめて

吐き捨てる言葉は

何を語るのか

わからず

繰り返した無双のゲーム感覚


明瞭の答えは今はいらない

定かだものほど

刃になる

幻想を描いた

描かねば

手の感覚も失ってしまいそうで


光と闇に紛れた声になっても

叫び続けるのは

自分の声を聴くため

痛いのに

笑うのはなぜ

無口なのに

食べるのはなぜ


生きたいからだろ


魔性をみせろよ

明日をみんなに届けろよ

狂った時計に

電池を入れ続ける君は何者


自転車のベルもないから

声を上げる

でもどうやら

自分の声は使い物にならないらしい


扇風機にとってつけた

自動首振りモードは

いつだってノー宣言してて

憂鬱になるんだ


夏に酔って

夏から覚める時


俺はまた夏を飲み干すことができるか。

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