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序章

ギャグとノリだけで書いたクソ小説です。

ともすればただの身内ネタなのですが、こんなハイペースで書いた小説も今までなかったのでここに載せることで供養と致します。


 そこは、戦場だった。異様なまでの熱気と、飛び散る液。その雰囲気、いや臭気は、女子供が嗅げば思わず鼻をつまむであろうし、ともすれば逃げ出すだろう。そも、屈強な男衆ですら耐えうることができるか、誰にも分からないのだ。そのような場所に何人(なんぴと)が堪え忍び、いられようか。

 ――――それが、いるのだ。異なる主義主張を抱え、果敢に相手と力をぶつけ合う、勇猛な連中が。


 その様を見ろ、誇りがあるか。

 その様を見ろ、正当があるか。


 果たして、戦うことに意義があるのだろうか。


 そんな単純で根本的な疑問すら跳ね退け、

 倒れることも恐れようとしない、

 自らの信念を曲げぬ馬鹿者どもが、此処に。


 この戦いにおいて勝者など存在し得ない。それを知りながら戦いに身を投じることにはきっと、価値などない。が、そんなことが彼らの戦いを無意味化などしないと、彼らは知っている。

 その戦場に参加する者はみな、価値とは自らが見いだすものだと、自負しているからである。



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