飲み会クソ小説『完杯戦争』
私には仲の良い友だちがいる。
あれは、ゴールデンウィークでのできごとだったろうか、
みなで楽しくバーベキューをしていたときだった…。
――――ジョッキを握ったんだ。
肉を焼く合間、談笑しながら閃いたことがある。
実にくだらない、発想の一欠片だった。
――――酒を飲み干したその手を突き出す。
仲間の一人に見せつけるかのように、乾杯に負けぬ勢いで、上機嫌に、一言を溢した。
―――「ジョッキ・パンチ!」―――
あれは、ゴールデンウィークでのできごとだったろうか、
みなで楽しくバーベキューをしていたときだった…。
――――ジョッキを握ったんだ。
肉を焼く合間、談笑しながら閃いたことがある。
実にくだらない、発想の一欠片だった。
――――酒を飲み干したその手を突き出す。
仲間の一人に見せつけるかのように、乾杯に負けぬ勢いで、上機嫌に、一言を溢した。
―――「ジョッキ・パンチ!」―――