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5.8 飛鳥と倉瀬 迷い

 飛鳥は飛龍に言われたことを考えながら歩いているとロビーで倉瀬を見つけ駆け寄る。

「倉瀬君はどうするの?」

「悪いけど僕はここにいるわけにはいかないから」

「そう、私はやっぱり・・・」

 黙ってしまった飛鳥を助ける。

「無視できない?

 家のこともある?」

「そうね」

 うつむきかげんに飛鳥は言った。

「僕の家にも古くからの伝統みたいなものがあるけど兄はそれを拒否したし、僕も自分のためにやっている。

 おもしろそうだし、利用もできるしね」

「私も倉瀬君と同じようなものだから、最近、力をもてあましているからちょうど良いわ。

 心配しないで」

 飛鳥は笑顔を作って答えた。

「でも、あまり無理しないでほしいな」

 倉瀬の言葉を聞いて飛鳥は無理に話題を変えた。

「私の兄も今回参加しないようなんだけど、何か知らない?」

「そうなんだ。

 最近、様子がおかしいのは分かるけど詳しいことはわからないなあ」

「そうだよねえ。

 もう、今度会えるのは落ち着いてからだね」

 飛鳥は少し寂しげに言った。

「そうだね、気を付けて」

 飛鳥はうなずきその場から離れた。

 その姿を見ながら倉瀬は

「飛鳥さんにもまだ言うわけにはいかない」

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