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3.19 東山生徒会長と広報委員

 中央役員室で東山と神代が今日の報告の確認を行っている。

 資料を見ながら東山がつぶやくように言う。

「書記のみなさんは遅いな」

「もうじき、みんな来ると思いますよ」

「悪いけど、後やっといてくれない。

 ちょっと用事を思い出して」

 東山は席を立ち、上の空に言った。

「かまいませんが」

 東山は出ていき、神代は東山の様子のおかしさを考えた。


 東山は生徒会広報室を尋ねる。

 中では広報委員長の桜井が資料を整理していた。

 小柄な女性で金髪をショートにしている。

「会長、どうしたの」

 沈んだ様子の東山を見て尋ねた。

「会長はやめてくれ」

「じゃ、東山君どうしたの?」

 東山はまだ不満そうに

「頼みたいことが… 桜井」

 東山は言いかけたところで、ファイルをめくりながら広報副委員長の神谷が入ってきた。

 長身で茶髪。

 神谷は東山の姿を確認し一瞬考え。

「お取り込み中でした?」

「ちょうどよかった。

 実は調査してほしいことがある」

「教員達の動きもよくわかってないぞ」

「そっちの件はいったん置いといてくれ」

 二人が顔を見合わせ、桜井が尋ねる。

「いったい何を調べてほしいの?」

「理由は聞かないでくれ」

 用件を伝えて、東山は部屋を出て考える。

「広報の調査力じゃ無理かな?

 議長の調査力を利用するか」


 広報役員室では東山について話し合う。

「どう思う?」

「何か怪しいわね」

「東山を信用できないわけじゃないが、ちょっと探ってみるか」

「それで東山君の依頼はどうするの?」

「押しつけるようで悪いけど、藤崎の分野だろ。

 あとで話しとくよ」

「わるいわね」

「いーえ、どっちみち委員長に逆らうなんてできないし」

「そうだといいんだけどねえ」

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