第2章のあらすじ 力と知識
オルガン演奏の夢を見る。
早朝に近所にある地域のシンボル的な湖、火上湖へ向かうと湖岸に十数人の人だかりを見つける。
遠距離から能力を使って容姿を確認すると、担任の佐藤や小学生の頃担任であった大森がいた。
大森は優秀な魔術師で実力的にも性格的にもなぜ小学校の教諭をしているのかわからない人物。
異様な感じがして慌てて家に帰り、土曜日で陸上部の活動があるため学校へ向かう。
部活後、草薙を捉える相談をする。
小沢は部活に来なかった。
松田は止めさせようとするが無駄だった。
倉瀬によると草薙の能力は文字の力を感じ取ったり引き出す能力らしい。
倉瀬と松田は図書館内を探し、隼と大島は図書館前で待ち伏せることにした。
待ち時間、隼は大島に魔術について聞く。
大島は魔術師連盟でセカンドクラス(中級)。
術はイメージを集中して念じる。
魔法は詠唱したり、魔法陣を使ったり、儀式などをして様々なものを操作するといった感じらしい。
しばらくして草薙が来るが二人の姿を見て逃げ出す。
隼の指示で大島が術を使って草薙を止めようとするが失敗する。
ランニングで追い込むことにするが、草薙のペースが落ちないことで何か能力を使われたことに気づき、大島の消滅波動により轟音とともに草薙の姿をした走る人形は消えた。
隼と大島は草薙がいるであろう図書館内を探す。
担任の佐藤を見つけ、隼は高圧的に尋ねるが特に何も得られない。
佐藤は何か裏がある感じ。
その後草薙を見つけるが、通路に急に書架が現れて行く手を阻む。
結局は倉瀬が話を付けてくれる。
倉瀬は高校生では二人しか居ないファーストクラス(上級)
草薙に本を渡すと識について書かれているとのこと。
本を預けて調べてもらうことにした。
識とは完全な知識で、獲得するのその事柄の完全な支配ができるという最上級の能力。
獲得者を識者などと呼び、識者連盟に二十人ほど居り世界中の識者のほとんどがここに居ると言われている。
隼は美術書を眺めて帰る。
佐藤は高校教頭室で神堂教頭に隼や草薙の報告をしていた。
神堂は高校以下の教員全体を統括している。
優秀な術者で術者連盟総帥でもある。
神堂は「動き出した」とぶやく。
佐藤は「教頭の目的を調べないと」と思った。
隼はオルガンホールに行き、同じくらいの年齢の女性オルガン奏者に会う。
「流れを感じなさい」という言葉に強い力を感じた。
草薙は中央図書館長室で皇極館長を問い詰める。
迅雷に話していいのかと言うの問いに皇極は、話してわからないことがあればここに来るようにと伝える。
皇極は「始まりと終わりが来た」とつぶやく。
隼は小沢への嫌がらせやオルガン奏者のことを考えて眠りにつく。




