その8 幼馴染の聖女がバカすぎるので付き人の俺が何とかします 作者:ああああ/茂樹 修 様
あまりの聖女の馬鹿さ加減に心痺れる
このお話は『短編』です。
いきなり冒頭に「セミっておいしいんだね!」です。
おい! せみ食ってる場合じゃねぇ!!
確かネコはセミ食べたりしますよね☆
主人公の幼馴染の『リリーナ』は、見た目金髪美少女、中身はとんでもないポンコツ。意味不明なくらいポンコツ。
そんな彼女の親は、主人公に彼女を何とか擦り付けようと「羊五匹」で買収しようとするとか……
ある日、そんなリリーナが聖女に選ばれ、旅立っていきます。そして、彼女を追うように、主人公も聖女を守る『聖騎士団』を目指し十年の時を過ごす。その理由は愛ではなく「あれが聖女だと世界が滅ぶ」。
十年の時を経て再会する二人。それは、「聖女の騎士」の叙任の場。大聖堂で行われる式の場での久しぶりの邂逅。
聖女となったりリーナの姿に感動し、その言葉に体が震える主人公。あれ? でもなんか変だぞ。
聖女となって十年たっても幼馴染は変わっていませんでした。
というお話。
【Nコード】:N2009GD
【URL】:https://ncode.syosetu.com/n2009gd/
【掲載日】2020年 04月04日
【最新部分掲載日/話】短編 0.4万字
評価:『鮭ご飯弁当』級
白飯の上に鮭のフレークを敷き詰めただけのシンプルな弁当。というか、弁当なのだろうか。
ポンコツ聖女という素材の味を楽しむかつ、結論が先に出ているという安心感があります。「せみっておいしいね」を越えるパワーワードがあれば、続編を希望します。