その1 旗振り聖女は今日もいく!~旗でも振っておけと旅団を追い出されましたが、 追放後、なぜか、同行者が増えています~ 作者:ふちぶち様
『なろうの売れ筋ってどうなの⁉』 を読んでからでないと楽しめない……という事はありませんが読んでみた方が意味が分かりやすいでしょう。
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『旗』を持っている『聖女』という謎な設定。
最初はガイドさんが持つ小旗のようなものをイメージしていましたが、戦闘描写の中でポールウエポンのように扱うので、ジャンヌダルクの持つような槍の柄に『幟』を付けたような装備であると気が付きます。
聖域の奥にある聖都、そこに存在するという聖王の玉座を目指す複数の『旅団』。複数の冒険者パーティーとバックオフィスを有する『ギルド』もしくは『クラン』に当たる存在ですが、この世界で聖域を目指す者たちは、聖王遺物と呼ばれるアーティファクトを有する『聖者』『聖女』を中心に結成されることになります。
旗の聖王遺物ってどうよ? と周りから思われている主人公は、その効果がはっきりせず、「がんばれー」と探索に加わっても応援するだけだと見なされ役立たずと追い出されることになり物語が始まります。
勿論、その能力は数値化されたり、具体的には語られませんが、体感した元同僚たちは「体力・魔力の回復、状態異常・怪我の回復、攻撃力・身体能力向上、魔法の効果増加、魔物の忌避」といった様々な恩恵を受けていることを知っています。
彼女が何故、聖都を目指すのか、特盛聖女であることを何故アピールしないのか。何故『仲間』に別の言葉を当てはめるのかは序盤において語られておりません。
つまり、完結まで書いてくんないとわからないということです。お願い、完結させてちょだい。
【Nコード】:N9866GS
【URL】:https://ncode.syosetu.com/n9866gs/
【掲載日】2021年 01月21日
【最新部分掲載日/話】2021年 04月04日 63話
評価:『タケノコご飯弁当』級
主人公(たけのこご飯)の存在がしっかりしており、味わいもある。ただのぽやっとしたキャラではなく、隠している人格が少しずつ分かる味わい。おかずである仲間・敵役も因果のある存在であり、人間関係の味わいも楽しめる。
惜しむらくは、この弁当同様、お話にボリューム感がまだないため、満腹感を得にくい。好きな人は弁当なら二個買い出来るが、小説はそうはいかないので、お話が進むことを望みます。
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