表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

人間も自然?

作者: 黒田 一成

私は思考することが大好きである。

気力は使うし、苦しいことも多いけれども、好きなのである。

なぜかって?

そんなことは分かりません。

「分かっちゃいるけど、止められない」というやつかな?


ただ、たまには楽しい発見がある。


今日は「人ってなんだろう」っていうことを、なんとなく考えていた。

というのも、生きているとなんだか、社会だとか、対人関係だとか、そういう壁にぶち当たることがある。

そして、なぜ、人はそれのことを、そこまで悩み、考えてしまうのかというのがはじまりである。


順番に考えていこう。

まず、「人間は生物で、生まれてしまったら、いつかは死ぬ」

これは確定事項であろう。

どういうわけだか、「このよく分からない世界に生まれ、生きているということ」も事実であろう。


人間は科学というものを思考し、研究し、その「どういうわけだか」という部分を説明しようとしている。

ただ、よく考えてみてほしいのだが、脳をいくら解剖や最先端技術で研究したとしてもだ、その人が何を思い、何を考えているのかは分からないのではないだろうか?

ということは、「人智を超えた何かなのでは?」ということである。


心だって、あなたならどう説明しますか?

苦しい時、辛い時、悲しい時、胸のあたりが切なくなるのはなんでですか?


私は最近、うつ病を経験し、身体が思うように動かないとか、自分自身の調子を思ったようにできないことを痛感している。

そうすると、次第に「やっぱり人間も自然の一部」なんだということを感じる。

だって、自分の意志で生まれてきたわけではないし、生きていても、自分ですら思ったようには動いてくれないのだ。


そうすると、「人間がこの地球の自然の一部」であることも事実である。

ということは、他人もまた自然の一部なのだ。

自分自身すらも制御できない人間が、他人をどうこうするのは、そりゃあ、到底無理な話ですね。

だって、自然が相手なのだから。

まずは、自分自身とある程度、上手くお付き合いできるようにならないとですね。


「今日の天気は雨ですね」とそれにケチをつけても始まらないのと同じである。

「雨を突然、晴れにしてくれ」と何かを思って、行動したとしてもどうにもならないでしょ?


ただ、相手が自然だと思えば、もう受け入れるしかないし、怒りようも、悲しみようもない。

自然が相手なら「晴れたらラッキー」くらいの気持ちになれるし、感謝したくもなるものだ。


人間はたまたま、どういうわけだか知能が他の生物とちょっと違うだけという話だ。

「人間が自然の一部であること」は間違いないわけだ。


実際はこんな単純ではないが、だからこそ、人間はおもしろいのですよ。

せっかく思考する機能があるのだから、あらゆることを考えないのは損なような気がする。


こんな他愛のないことでも、考えはじめたら、無限に思考できる。

分からないから、人間は考えるのです。

ただ、答えは存在しません。


それでも思考してしまうのが、「自然の一部としての人間」なんだと思うし、なんともいえない可笑しさなのかもしれない。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


今回の内容は、本日、ついさっき思いつき、書いたものです。


自分で書いておいて、こんなことを言うのは変かもしれませんが、「自分も他人も自然の一部」と思い至った瞬間に、妙な納得感がありました。

「そっか、そっか、そりゃあそうだ」というような感じで、納得すると同時に、思わず笑ってしまいました。


あくまで、今回の内容は私の考えに過ぎません。

この世界には色々な方がいるので、考えも千差万別だと思います。


ただ、もし対人関係に悩む方がいたなら、こんな考え方もありなんだと知っていただけたらと思い、キーボードを叩きました。

私も正直、対人関係はかなり考えてしまう方の部類の人間です。


ただ、私は、この考えに至った時、スッと肩の力が抜け、楽になったような気がしました。

こういうこともあるものだから、自分で思考することは決して無駄にはならないと私は思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ