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閑話〜シフォン視点〜

シフォン視点です


猫だからこそ、文脈は気にしちゃダメ。

閑話


シフォン視点。


私はノラ猫です。

その日暮らし、日々気ままに生きてます。


お散歩コースでご飯をもらいます。

毎朝、ご飯をくれる女の子がいるのです。

私にメロメロなのです。


さぁ、今日ももらいに行きましょう。


と、思ったら車に轢かれました。

しかも、ご飯をくれる女の子が私を助けようと

して、轢かれました。


痛いです。でも、女の子が心配です。

お願いです。もし神様がいるならば

私はなんでもします。女の子を助けてください。お願いします。


気付いたら真っ白な所にいました。


そしたら真っ白な人が出てきます。

「あなたは、水戸恵那さんを救いたいと強く願いましたね。恵那さんはとても良い人間です。私も彼女が死んでしまうのは想定外でした。あなたはこれから恵那さんになにがあっても恵那さんのそばを離れないと誓えますか?」


真っ白な人の言葉がわかりました。

女の子は恵那ちゃんなのですね。

名前が知れて嬉しいです。


それに、もしそんなチャンスがあるなら

私のために命を張ってくれた恵那ちゃんは必ず守ります。

非力な私ですが側は離れません。


初めてほんとの愛情を知れた気がするのですから。




しばらくしてから恵那ちゃんもこちらに来ました。


何か言って抱き上げてくれますがなにを言ってるのでしょう。悲しそうな顔は分かりますが。


悲しい顔はしないでください。恵那ちゃんには笑顔でいてほしいのです。




神様に他の世界に送ってもらいました。


シフォンという名をつけてくれました。

シフォン、意味はわかりません。でも、凄く嬉しい。


恵那ちゃんを守るために少しの力ももらいました。

お陰で何となくですが恵那ちゃんの気持ちがわかるようになりました。

神様には今度会ったらどうにか手に入れて鰹節を送りましょう。


恵那ちゃんの帽子になりました。

凄くあったかくて、ふわふわした気持ちになります。


でも、すぐに危険を感じました。

敵です。シフォンが恵那ちゃんを守らなきゃ。

恵那ちゃんを傷つけるのは許しません。


倒しましたよ。ただの鳥に負けるはずがありません。

ふふーん。


恵那ちゃんは褒めてくれました。


街について、また街から出て同じ鳥を2匹

倒しました。恵那ちゃんは喜んでくれてます

それだけで嬉しいです。


恵那ちゃんが自分だけで倒すと言い出しました。

何を言ってるんですか?シフォンはいらない子?

いや、違います。

恵那ちゃんに負けない意思がある気がします。


頑張って恵那ちゃん。


恵那ちゃんも鳥を倒しました。

でも怪我をしてます。

悲しくて、心配で傷を舐めたら恵那ちゃんの傷が治りました。神様にもらったスキルというやつのおかげらしいです。


恵那ちゃんの役に立てて良かった。


街に戻ってお部屋に入りました。

これは、ベット?確認しなくては。


そしたら、恵那ちゃんが猫缶を私にくれました。

美味しいです。食べたら眠くなってきました。

眠気が襲ってきます。

恵那ちゃんに肉球を触れてますが恵那ちゃんだから嫌ではありません。幸せです。


恵那ちゃん、私が守りますからね。

安心してください。


シフォンは幸せに包まれています。


シフォンは幸せです。


おやすみなさい。


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