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第4話〜雪猫族〜

第4話〜雪猫族〜


カユラが話してくれた内容は

すごく衝撃的なものだった。


まず、雪猫族は精霊信仰をしていて

さらに精霊が実在するからこそ、すごく信仰心の厚い種族だったそう。



精霊たちからも好かれていて、精霊と一族みんなで

平和に暮らしていたみたい。


でも、それがある日一変する。

信仰していたはずの精霊王の一体が突然

人間族の排斥を試みたんだって。


人間に準ずる全ての種族を根絶やしにしようと

眷属を使って世界中の人間、亜人、獣人を殺そうとしたらしい。


理由はわかってないけど、精霊にイタズラはされても裏切られると思っても見なかった雪猫族の人たちはろくな抵抗もせずに何人も殺されちゃったらしい。

だから精霊を信仰するために作った神殿(カユラが居た、ここの部屋の事)に避難したそう。


しかも、雪猫族は精霊たちと共に暮らしていたからなのか、見せしめとして選ばれたらしい。戦士として戦った人以外は皆んな神殿に篭ったんだって。


でもずっと精霊の神殿に篭ってるわけにも行かないし、かといって外に出たら殺されるのは目に見えてる。それならばと他の精霊王に助けを求めたらしいんだけど精霊王も闘うのに精一杯で助けることができなかったみたい。


その時白羽の矢がたったのがカユラだったそう。

当時一番精霊に愛されてて、かつ精霊を封じる力を秘めているのがカユラだったから。

だから、みんなでカユラを巫女として

崇めたらしい。


カユラは悪い精霊と戦いつつ神殿のみんなを守ってたらしいんだけど

それも限界が来て、神殿を完全に閉ざしたんだって。


で、外に出て死ぬくらいならほとぼりが冷めるまでここで眠っていようってなって、雪猫族の秘術の1つを使って皆んなが眠りについた。眠りについたら何十年かは飲まず食わずで生きていられるみたいだから。


カユラだけ棺が大きかったのは、皆んなが眠ってるときに少しずつ力を分けてもらって精霊に対抗する力を貯めるためだったそう。


そして、時が来たら精霊王に起こしてもらう

ように術式を組んだみたい。


なら、何でミイラになってるの?って

質問でカユラは大泣きしてしまった。


どうやら、あまりの年月が経った事により

カユラから遠いものから死んじゃったみたい。

皆んながカユラに力を渡してたからカユラは死ななかったみたい。


復活するとき、最後の力を振り絞って

カユラに力を渡したみたい。

だから、急にミイラになったのか。



まって、悲しすぎるよ。

土の精霊王が言ってた悪しき精霊ってやつの仕業なんだよね?

だとしたら、ものすごい長い年月が経ってる事になる。

そんななか、1人だけ残されちゃったわけだよね?

しかも、気が遠くなるほど昔の話になっちゃってるし。


そんなことを考えてたら私の目からも涙が止まらなくなっちゃって、一緒に大泣きした。



しばらくして


「エナは、精霊王様なのですか?」


少し落ち着いてからカユラが小首を傾げて聞いてくる。か、可愛い。


「ん?精霊じゃないよ?」


あ、そうか。起こせるのは精霊王だけなんだっけ。

なら、何で起こせたんだろう。


「でも、エナからは精霊王様の力を感じます。」


「あ、それなら加護をもらったからなんじゃないかな?」


「精霊王様の加護ですか!!?」


すごく驚いてるカユラに

ダンジョンのこととか、色々はなして

さらに、加護をもらったことを話した。


「なるほど、その加護の力に反応して

私が目覚めたのですね。ですが起こしてくれたのが同じ猫族なのは嬉しいですね。」


わたしの耳を見て嬉しそうに話す。

笑顔が可愛い。


「あ、このネコミミ本物なんだけど加護のおかげで付いてるもので私は人間なのよね。」


恥ずかしいにゃーん×3を唱えて消えた耳を見て

カユラは驚いていた。そりゃ驚くよね。

ネコミミが消えるんだもん。


「で、でも猫の気配がします!エナからです!」


「それは、多分この子達だと思うよ。シフォン、ユユ元に戻ってくれる?」


帽子とローブから戻ったシフォンとユユをみて

カユラはまた固まってしまった。


「ね、猫が変化した?シンフォレストキャットですか?いや、こちらの子はケット・シーですよね?」


「うん、シンフォレストキャットのシフォンとケット・シーのユユです。2人とも私の家族だよ。」


こっちの人には異世界云々は多分伝わらないのでシフォンはシンフォレストキャットという事にしとこう。


「うにゃ。」


「ケット・シーのユユにゃ!よろしくにゃ〜」


「よ、よろしくお願いします。でもケット・シーが変化するなんて、、、」


スキルの話をしたら納得してくれた。

でも、そんなスキル聞いたことないらしい。

まあ、そりゃそうよね。神様直伝なんだもん。



2人の挨拶も終わり、とりあえずこの部屋を出ようという事になったので外に出る。

出るときにカユラはミイラになってしまった一族のみんなにまた来るよ、と声をかけていた。



階段を上がってカユラは外に出時すごく驚いていた。

ここは昔は雪に覆われてはいたけど平野だったそう。

なのに氷が50メートルくらいある。

それはつまり、ものすごい年月が経ったってことだよね。


事実を受け入れるのにはゆっくりと時間をかけるしかないよね。


わたしには何となくわかる。取り残されちゃったというか、死んでこっちにきたときみたいな感じだよね。すごく寂しく感じる。


わたしには何もできないかもしれないけど

これも何かの縁だし

カユラが何かを見つけるまで一緒にいようと思う。

カユラが望んだらね。


でも、行くとこ行くとこ猫に関係するのは何でだろう?


しばらく悩んで出た結論は、ステータスにある猫力が関係してるのかな?と言うこと。

明らかに猫関係の力だし、運も入ってる可能性もあるよね。猫方向の。


まあ、可愛い子達に会えたんだからいいとしますか。


「カユラはこれからどうする?もし良かったらしばらく私たちと一緒に行動しない?なんか、精霊王にも会わなきゃいけないみたいだし。」


「いいんですか??なら、ぜひお願いしたいです。」


「うん、よろしくね!あ、かしこまらなくていいから普通に接してね!」


「わ、わかりました。え、エナさんよろしくね。」


うおっ、緊張して朱色の頬がさらに赤くなってるのがやばい可愛い。もじもじしてるよ。

わたしにそっちの属性はないけど目覚めちゃいそう。


地球で女の子がアイドル追いかけてた理由が少しわかったね。これは可愛い。



よし、とりあえずカユラを連れて獣人の国に行こう。

カユラも獣人族だし、獣人の国に行ったら一族のこともわかるかもしれないしね。


身体強化で氷の下から脱出して

ロープで引き上げようとしたら

カユラは自分の力でサラッと登ってきたよ。


おおぅ、さすが雪猫族なのかな?

すごい身体能力。寒くもなさそうだし

羨ましいね。


さて、獣人の国に出発しましょう!

ん?手が暖かい。

ん?カユラ?何で手を繋いでるの?


「いきなりごめんなさい。お、お姉さんが欲しかったんです。ダメ、かな?」


はい、ずっぅぅぅきゅーーーん

鼻血で雪を赤くしながら獣人の国に向かう事になった私でした。

お読みくださりありがとうございます!


作者の独り言ですが

プロットとかも書かず設定表?何それおいしいの

レベルで思い立った話を書いてるんですが


普通に忘れることが多々ありまして、、、

やっぱりプロットとか作ったほうがいいのでしょうか?


まあ、恵那、シフォン、ユユは可愛く書いていくつもり、、、カユラは未定。

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