第8話〜猫とフラグとゴブリンと〜
盲腸から復活しました。
感想をいただき、反省する点がありまして
本当に感謝です。
また、めちゃくちゃ嬉しかったです。
とりあえず、これから更新して行くのでよろしくお願いします。
8話〜猫とフラグとゴブリンと〜
朝起きてから、ご飯を食べ終わってから依頼に向かう。
シフォンとユユはもちろんステータスアップしてますよ。私?なんのことかな?
集合場所がギルドの隣の厩舎なのでそちらに向かう。
初めての遠征だ。正直ドキドキしてる。
ナーシャさん曰く、ミルダーンへ行く街道くらいなら出てくるのは精々、オンドリスかゴブリン、偶にだけどゴブリンウォーリアーなどが出てくるそう。
大体10時間程度で着くらしい。日帰りはできないけど。
初級冒険者でも対応できるらしい。
まあ、一般人にとって脅威なのは変わりないみたいだけど。
厩舎についてから少し待っていると
馬車を引いた優しそうな老夫婦に声をかけられた。
「ミトエナさんですか?護衛依頼を受けてくださりありがとう。」
あ、彼らが依頼主か。ん?なんで私ってすぐわかったのかな?あ、真っ白だからか。
たしか、依頼を受けた時の特徴を真っ白にしてたっけ。
ミールさんに無理やり決められたけど。
純真無垢な少女ですからね。はい。
「こちらこそ、よろしくお願いします。調教師のDランクですが、オンドリス、ゴブリンなら対処できますので安心してください。」
「それは、よかったです。オールと申します。正直こんな子が?と、声を変えるのをためらってしまったので。調教師なら納得ですね。」
ほう。成る程。若くて美人ってことだね。
そうだよね?
分かってたけどやっぱりショック。
まあ、たしかに、明らかにこんな小娘が冒険者でしかも護衛ってなると私でも疑うよ。
そんなこんなで、オール夫婦とミルダーンに向かう旅は始まった。
ちなみになんだけど、シフォンとユユはアクセサリー状態だと、基本寝てるみたい。でも、敏感にはなってるらしく魔物が近寄ると起きて警戒し始める。警戒するだけなんだけどね。
マイペースだなぁ。
街を出て、ゆっくりと進んでいく。
オール夫婦はどうやら子供が居なかったらしく
私を子供のように扱ってくれた。
暖かい気持ちになる。
このまま、平和にミルダーンに向かって行きたいね。
ん?フラグだって?
そんな、ぽんぽん建築して回収なんてするわけないじゃない。
そろそろ、お昼を回るかな?
護衛依頼中は休憩や食事なんかは普通は冒険者の指示で行うらしい。
でも、私は初めての依頼だし、どこでご飯を食べたら安全だとかは、わからないから慣れているオール夫婦にお願いしてる。
オール夫婦はミルダーンに食料を売りにいくらしく
馬車には、たくさんの野菜や、果物、干し肉等が載っていた。
さて、ご飯を食べましょう。
オール夫婦が用意してくれるらしいからね。
軽食でも嬉しい。
そんな匂いに惹きつけられたのかな。
うん、あれゴブリンだよね。3匹いるね。
ユユとシフォンがサクッとアクセサリーから戻って馬車の前に躍り出たよ。
マイペースとかいってごめんなさい。
あ、オール夫婦には調教師としか言ってなかったから
シフォンとユユをみて、絶望した顔になってる。
大丈夫だよ?うちの子たち強いよ?
なんて、言ってもわかんないよね。見た目猫だもん。
今までこの子達の強さを人に見せたことないから基準がわからないけど、多分強いはず。猫にしたら。
さて、そうこうしてるうちにユユのファイアネコが、シフォンの猫パンチが炸裂した。
あ、一撃ですか。そうですか。
最後の1匹は尻込みしてたみたいで「ゴブリンは様子を伺っている」状態みたい。別にログは出てこないよ?
そしたら、
「今回はユユが最後もらうにゃ!ファイアネコにゃ!」
と意気揚々とファイアネコを放つユユ。可愛い。
あ、外れた。これは、あれだね。
猫の性格効果。気まぐれで外れる、あれだね。
「そ、そんにゃ。」
大丈夫だよユユそんな落ち込まないで。
そういう魔法なんだから。
そんなこんなしてるうちにシフォンがサクッと猫パンチで倒した。
ピロン ♩恵那のレベルが上がりました。
にゃにゃ〜ん♩シフォンのレベルが上がりました。
にゃにゃ〜ん♩ユユのレベルが上がりました。
お、レベルが上がった。
後で確認しなきゃ。
今はとりあえず老夫婦を安心させなきゃね。
そんな中シフォンとユユは
「にゃ、にゃん!ゴブリンなんて目じゃにゃいにゃ。」
「うにゃ。」
2人ともものすごく誇らしげに胸?を張ってるね。
なんか、こう4本足です仁王立ちして上を見ながら誇らしげというか。
とりあえず、可愛いです。
ユユはごまかしてるのか、ちょっと焦ってる?
それも可愛い。
ゴブリンは解体するのが嫌だから
猫の紙袋にいれた。
うーん。名前可愛くないな。
ことわざみたいだもんね。猫に紙袋っていう。
そーだ。ボックスネコに変えよう。
という事で、ボッコスネコにしましょ。
そうしましょう。
老夫婦はシフォンたちの動きがほぼ見えなかったようですごく驚いてた。
そりゃ猫がゴブリンを倒すのは驚くよね。
でも、私の?猫たちの強さを見て安心してくれたみたい。
「あ、あの。猫ちゃんを触らせてもらえないかしら?動物が大好きなの。」
成る程。猫ラーなのね。ラーはラブの略。マヨラー的な。
「シフォン、ユユ。お婆さんを守ってあげて。」
「にゃ!」
「おまかせにゃー!」
ユユが喋ることに驚いてたオール夫婦だったけど、可愛さには抗えないよね。
それから、おばあさんの方がもうシフォンとユユにデレデレだった。誇らしね。
私は、身体強化の能力がなくなっちゃうから馬車の後ろに乗せてもらってましたよ。寂しかったのは内緒。だっておばあさん幸せそうだったし。
そうだ、今のうちにステータスを確認しておこう。
水戸恵那 人間 16歳 Lv5
体力25/25 (+5up)
魔力35/35(+5up)
防御力13 (+3up)
攻撃力12(+3up)
素早さ14(+4up)
幸運20 (+5up)
猫力75(+5up)
スキル
異世界言語Lv.-
鑑定Lv.2
猫の友達 Lv.2
猫変化 Lv-
猫ショップLv.2
シフォン シンフォレストキャット Lv.5
体力47/47
魔力76/76
防御力56
攻撃力53
素早さ66
(全ステータス10up)
スキル
ひっかき Lv.4
猫パンチLv.4
猫ひねりLv.3
猫の毛づくろいLv.2
猫の夜目Lv.1
ユユ ケット・シー Lv.4
体力40/40
魔力80/80
防御力50
攻撃力45
素早さ60
(全ステータス10up)
スキル
猫パンチLv.3
猫ひっかきLv.3
猫ひねりLv.2
猫魔法Lv.2
ファイアネコ+1
ライトネコ+1
うん、伸び代は変わらないね。
ユユも10upなのね。うん。
分かってたけど、置いてかれるなぁ。
猫魔法はどうやら+1が付くことで
威力が上がるらしい。レベルに依存のレベルって事かな?
そしたら、またゴブリンが出てきた。
今度も三びき。
うん、すでに戦闘態勢な2人はすごいな。
1匹目のゴブリンはシフォンの猫パンチで。
2匹目のゴブリンはユユの猫パンチで。
どうやらシフォンとユユは敵配分をちゃんと分けてるみたい。
最後の1匹は後ずさりして逃げようとしたけど
「にゃっにゃん!」の一言の後
シフォンが猫ひっかきを飛ばして倒した。
ん?猫ひっかきを飛ばす?んんんんんんん?
なにそれ知らない。飛ぶ斬撃なんて知らない。
まさか!と思ってスキルステータスを見てみたら
サラッと、本当にサラッと一文加わってましたよ。
猫ひっかきLv.4
爪を使用し相手を引っ掻く。
引っ掻いた空気を斬撃に変え飛ばすことができる。飛ばす時は特定の合言葉を出す事で飛ばすことができる。
スキルレベルにより攻撃力に補正がかかる。
そんなのちゃんと見ないよ。注意不足でした。
なんか、凶悪じゃないかって?
ちがうよ?考えてみて。
猫がひっかきを飛ばす。それはもう
ただ、可愛い。だって、にゃっにゃん!だよ?
ダメだまた、トリップしてた。
ゴブリンを回収してまた街道を進む。
もう、ゴブリンは嫌だからもし出てくるなら他のモンスターにしてください。
オンドリスとかオンドリスとかオンドリスとか。
まあ、出ないことが一番いいけどね。
そんなことを思いながら、気持ちい日差しと風を感じて馬車に揺られて進んで行く。
ん?フラグ?それ、なーに?
シフォンとユユの会話。(ネコ言語から変換。)
シフォン「これから、よろしくにゃ。ユユ。」
ユユ「こちらこそにゃ!シフォン先輩!」
シフォン「ところで、大切な話にゃんだけど恵那ちゃんの隣で寝るのはわたしだにゃ。そこは譲らにゃいからよろしくにゃ。」
ユユ「にゃ、に何を言ってるにゃ!わたしも寝るにゃ!」
シフォン「しらにゃいにゃーん」
ユユ「シフォン!待つにゃ!」
第6話最後あたりの追っかけっこの時の話でした。




