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同僚はエロ星人
この屋敷は能力と顔面偏差値で雇われるため、個々の性格は度外視されます。だからでしょう。
「やはり、あなた宛ての荷物でしたか。」
屋敷の料理人がエロ星人を名乗っていても許されるのです。
彼の中身が変態だということを旦那様は見抜けなかったのかもしれません。
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仕事先に指定日配達で媚薬を注文する愚か者を同僚とは呼びたくありませんが、仕方がないのです。
「権化、私へのプレゼントでしょう?」
「まさか、これは今晩のお楽しみ用っす。」
媚薬に口づけしながら語尾にハートを飛ばす男を蹴り殺してもいいですか?




