俺と友とお正月!
「えー、新年!明けましておめでとさんっ!・・・じゃなくて、おめでとうございます。」
「カット!!何やってんの!新年の挨拶くらいちゃんとやれよ!はい、もう一回!」
「新年、明けましておめでとうございます。本年も我ら村岡文庫は相変わらずの文章力で、小説等を投稿
させていただきます。」
「おいっ!もっとハキハキしゃべらんか!」
「おい!主!テメェこそ、ふざけんじゃねぇぞオラ!出演してやんねぇぞ!あぁ!?ナメてんのか!」
「はい、すいません」
「すいませんじゃねぇぞ!なんで12/26にこんな事しなきゃならねぇんだよ!」
「いや、そう言われましても・・・」
この二人、どっかの短編小説に出てくる少年、村上 暗之助
そして「主」と呼ばれる中学三年生の男
「そもそもなんで、小説作成なのにカメラ回ってんだよ!?」
「え?」
「え?じゃねぇよ!?小説は文章だから、映像いらねぇだろっ!」
「あっ!本当だっ!わすれてたっ、ごめんごめんww」
「いやいやww どう考えてもおかしいだろwwあんた何年作家もどきやってんだよww」
「orz]
「ご、ごめん・・っておい!まだカメラ回ってんぞっ」
「えっ、じゃあ最後に一言」
「新年!明けましておめでとうございます。今年も一年間よろしくおねがします!」
・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・
ップツン
「つまんねぇ番組だなぁ」
一人の男がつぶやいた。