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第336話 創始の序章
お待たせ致しましたー
世界はひと粒の種ほどの大きさだった。
神が降り立ち、その粒に触れ。
いくつもの精霊を生み出した。そして……その精霊らは、すぐにおのれの仔を生み出す。
増えに増え、属性が定まり。世界は少しずつ緑や大地。空に風、闇や火が増えていったのだ。
大地と空の大精霊、ラティオスの長男……ラティスト=ルーア=ガージェンと名付けられた『焔』と『闇』を司る男の大精霊は。
他の兄弟もだが、特に功績を讃えて『創始の大精霊』と言うくくりとなった。創世を、すべてを……力の限り、神の僕として創生したとされているからだとか。
次回はまた明日〜




