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瓜子姫と天邪鬼の冒険譚  作者: らんた
十字と瓜子姫と天邪鬼
33/122

後日談

二一世紀に入ってまず奥出雲にあった廃寺の書院にあった霧箱と霧箱の中にあった巻物が発見され『瓜子姫と天邪鬼』の新しい説話が発見されることとなった。これだけでも文化人類学界は大騒ぎとなった。さらに後に信州にて出雲で発見された瓜子姫伝承と同一のものと天照と戦った天邪鬼軍の説話が発見された。巻物は陶器の中で厳重に保管されていた。こうして二つの物語は繋がり『十字と天邪鬼と瓜子姫』として紹介されることになった。

 『十字と天邪鬼と瓜子姫』の内容は反響を呼んだ。大日如来と天照が習合していることは周知の事実だが、大日如来はやはり阿修羅王ヴァイローチャナと同一の存在であることが裏付けられる結果となったからだ。阿修羅像は日月を持つがそれは宇宙仏という意味でもあったのだ。

 それだけではなかった。阿修羅は日月を持ち時に日食、月食を起こすが日本神話の天岩戸伝説と一致することにもなったのである。

 「阿弥陀如来=メタトロン」は我が国の阿弥陀信仰にも衝撃を与えた。この説話の発見をきっかけにキリスト教と仏教は交流がさらに深まったのである。


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