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[プロローグ]、[零時間目 幕開け]

     三年A組 クラス名簿  

男子 番号 女子

赤木 周平    1青木 恵

赤野 義弘2上田 瑞穂

石田 芳樹3今田 香奈

上野 隆弘4小川 さくら

片野 俊彦5片山 恵子

柏原 孝明6琴弾 佳代

佐野 修貴7新岡 真由

滝沢 和磨8相馬 遥

梨本 大輝9谷崎 真央

本田 翔 10千草 薫

牧田 コウ11天道 美咲

矢吹 俊 12渡川 琴音

山田 武 13渚 梨香

山本 隆二 14沼田 香邪

脇 賢治 15根岸 千里

脇谷 健児16南 佳織




プロローグ

20XX年、太平洋上に浮かぶ国、日本。

そこでは、年に一度国内の中学校が一校選ばれ、そこの三年生クラス全員を拉致、軍事訓練と称される殺人ゲーム・プログラムが実施されていた。

拉致された生徒は愛媛県松前沖の二神島に送られ、最後の一人になるまで殺し合いをさせられる。

仕組んでいるのは政府の高官だ。彼らはそれぞれ生徒ひとりを選び、金を賭け合い、博打をする。

今年もまた、新しく中学校が選ばれた。

「今年は愛媛県の松前中学校三年A組だな。」

今、生死を賭けた物語が幕を開ける…。


零時間目 幕開け

 僕らはその日、急に中学校に呼ばれた。どうやら他のクラスの奴等以外みんな来ているみたいだ。

 

先生からは僕たちだけの旅行と説明された。今年から各クラスで修学旅行へ行くこととなった。ということだった。僕は聞いた瞬間、怪しいなと思った。もしかするとうわさで聞いた殺し合いが始まるのかも知れないとも思った。しかしみんなはそんなこと気にもかけずぺちゃくちゃ喋っている。

 

ただ一人クラスのアイドル相馬遥だけは僕と同じことを考えているようだ。

僕はただこの事が心配しているとおりにならないように願った…。

 

僕たちは先生に指示されるがままにバスに乗り込み、港からフェリーに乗った。かなり怪しい。と思っていた矢先、強烈な眠気に襲われた。頭が重くなり、意識が遠のく(睡眠ガスか)とてつもなく嫌な予感がした。次第に何もわからなくなり、僕たちは意識を失った。

 

意識が戻ったのはそれから数時間経った頃だった。クラスメートはもうみんな起きており、みんな呆然としていた。周りを見渡すと見たこともない風景が広がっていた。どうやら島のようだったがおかしい。まるで人の気配がないのだ。無人島か?そうやって思いを巡らせていたとき、目の前に怪しげな人物が現れた。



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