『眼の光の減退』・・・『詩の群れ』から
『眼の光の減退』・・・『詩の群れ』から
㈠
確かに、王の座に就くものは、眼を光らせていたな、だろうだ。
そうだな、しかし、其れも一時のものだよ、王の座も、何れは交代する。
間違った王は、間違いを知らず、群衆の怒りに、撲滅させられるだろ。
しかし、それは、世の常だろう、諸行無常だろ、だろうだ。
㈡
なるべく、低位で生活したいものだよ。
だな、眼の光が、眼の闇に変容する前に、眼を大切にしていたいんだ。
そして、この詩は、何が言いたいんだい、え?
それは、減退のことさ、観念と渇望のね、だろうだ。
㈢
つまり、眼の光の減退ってことで、逆照射すれば、眼を守ることが、大切だと言い出いんだ、だろうだ。
そうか、実生活で、眼は大切だもんな、だろうだ。




