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栄光の王国  作者: きゃらめる
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高校時代Ⅱ

ある日のことだった。いつものように、占いを受けていた。今日は2年生の女の子だ。最近、嫌な予感がしているとのことで、具体的には何かわからないが、幽霊か何かだと思っているらしい。そんなわけで、オカルト研究会に来たようだがお祓いをするというのもなんか違うらしく、僕がたまたま空いていたので相手をすることになった。

早速ライダータロットと呼ばれる種類のタロットを使い彼女のことを占った。

カードの配置を見るとふと頭の中で誘拐という文字がよぎった。ソードの7、ソードの3、カップの5、これらを見てそう思ったのだ。

けれども他のカードを見るとそこまで悪いカードは無かった。

「まあ無いとは思いますが誘拐には気をつけてくださいね、たぶん悪霊のたぐいではありません。普通に人間が何か視線を送ってるんだと思います。不安だったら学校の人に相談してみては?」と僕はいった。「そうなんですね!幽霊じゃなくて安心しました。私、合気道をやっていてその辺の男なら大丈夫です!」「そうですか、頼もしいですね。また何か気になることがありましたらご相談ください。」といって今日の占いはおわった。

その後メイ先輩にこう言われた「直感を信じなさい。あなたには才能があるのだから。今回みたいなことになっては行けないわ。」

どういう意味ですかと聞こうと思ったが辞めた。メイ先輩に言われたことは予言のようにあとからわかるのだ。今回もそういう事だと思ってあえて聞き返さなかった。


次の日昨日占った彼女が行方不明になった。


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