βテスターの能力確認 ボーン編
ピカー ピカー シュゥー
「うわぁ?」
「なんで謎?って、あ。」
光が消えてすぐ、つっこんでしまった。つっこんだのは、さっき場所を聞いていた、えっと、空だったハズだ。
「えあっ。すみません。」
「あっ、だ、大丈夫大丈夫。フレンド登録しよう。」
あっやば。会ってすぐにフレンド登録なんてミスった、てゆうか名前聞いてないのにミスった。絶対ミスった。
「おっ、お願いします。」
マジ!おっしゃおらっしゃおっしゃっしゃー。
気が付けば拳を上に突き上げていた。いつの間にか回りにはプレイヤーがいた。みんな怖がった目、おかしいものを見る目だった。それはもちろん前の人もだ。
「くっ、速くフレンド登録するぞ。」
「あ、ハイ。」
俺はウィンドウを開き、開かせた。もちろん相手のだ。説明も、した。ステータス確認機能、ログアウト機能、フレンド機能、GMコール、あとひとつ隠された能力がある。マイルーム、及びマイダンジョン製作が出来る。これは、レベル40から、マイルームを買ったり、マイダンジョンのための【モンスター製作】【モンスター強化(ボス化)】【ダンジョン製作】を覚える。ダンジョンのボスを初討伐するとそのモンスターに変身とスキルを使える【○○変身】のスキルがもらえる。ちなみにモンスターを造るのはそのモンスターの素材が必要。
モンスターの事は、言ってない。じゃあそろそろ行くかな。
「じゃあ行くわ。」
「えあっ。」
まず一番簡単な草原に行こう。
…………………………………………………………………
俺の武器は、スナイパーライフルと、ハンドガンだった。
「じゃあいっきまーす。」
俺は草原で走った。うさぎが出てきた。たぶん『クラビット』だよね。「まずはハンドガン。」
バシュン
「チッ。外したか。」
バシュンバシュン
二発目外す、三発目当たる。うさぎが消えた。ドロップアイテムはうさぎの皮だった。銃のダメージ凄いな。頑張って倒しますか。
…………………………………………………………………
う~さぎ~お~いし~ガンガンとれる~。レベル5になったぜ。【銃】スキルは『ロックオン』を使えるようになった。三分の二当たるようになったのが、絶対当たるようになった。【スナイパー】は『サイレント』を手にいれた。オリジナルスキルは【骨生成】という名前になった。だが牛乳や乳製品は手に入らない。まあ、始めて一日で出来ないよな。…………ステータスと、武器、防具それとアイテムの確認をしよう。
ボーン レベル5
ステータス
体力:37/40
魔力:5/5
攻撃:0
防御:20
素早:0
賢さ:0
精神:0
振り分けポイント:5
装備
ハンドガン………攻撃30
スナイパーライフル………攻撃40 素早-5
初心者の鎧………防御10
初心者のブーツ………防御5
+α光化学迷彩のローブ………防御150
特殊能力………プレイヤー、NPCに視認不可
アイテム
うさぎの皮×13
うさぎの骨×9
うさぎの肉×10
狼の骨×3
狼の皮×6
スキル
【骨生成】レベル1………ゲージ0/10
レシピ:1…2…3…4…5…6…7…8…9…10…
【銃】『ロックオン』
【スナイパー】『サイレント』
【根性】レベル1
【不屈】レベル1
【変換】
【剣】
【拳】
【斧】
【盾】
振り分けポイント:5
必殺技:『デストロイヤー』
『』は、アーツという。
強いわけないよな。強くても貰った力だし俺のちからということで決定。
一旦ログアウトしよう。あ、町じゃなきゃ出来ないんだ。………………………
この先、熊とかいる森だよな。………
ボスは『タイムラビット』名前の通り時間を操る。といっても時間制限のスキルの時間を早める位。だがボスのため、レベルは20だ。倒すと第2の町に行ける。名前はまだない。
けど倒せるか分からない。こういうときはGMコール。願いを聞いて貰おう。
(ハイ。何ですか)
「牛乳∞個が入った、バックちょうだい。」
(ハイ。少々お待ちを………ハイ。どうぞ。)
「おっしゃゲット。」
牛乳十本飲み干した。さぁなに作ろうかな。
まず弾丸だ。ゲージ1で三発作れた。撃ってみた。大丈夫だった。レシピに追加されていた。次は斧、剣、盾、作ったがゲージ1で大丈夫だった。レシピに追加されていた。レベルが2になった。ゲージは1増えた。レシピ空も1増えた。『骨吸収』が増えた。効果はあたっている骨を、ゲージに変換する能力だった。さすが運営、解っていらっしゃる。生きている敵にも使えた。ゲージがまんたんなら、使えなかった。
ブーメランを作った。
戦った。 武器を作った。戦った。武器を作った。の繰り返し。気付いたらレベル15になっていた。ボスの門の前だった。必殺技をスキルポイントで作り替えて、新しくスキルをとった。だいぶ慣れてきた。さあ1vs1だ。




