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God Nova Zero ゴッドノヴァ ゼロ  作者: エルーサ
邪神の旅
7/9

第6話 A girl and a false god(少女と邪神)

今回は早くかけました。 理由は後ほど・・・

世界は聖騎士団によって守られてきた。 だが、一人の反逆者が世界を狂わせた。

 その人物の名が”レイス・オブ・ハーデス”たった一人で一個師団の戦力もある支部を潰していった。

 そして彼、レイスに最大賞金首と世界最大級の特別級犯罪者として世界に広めた.......。

 レイスはノリュウズを旅立ち、ルイコンに来ていた。

 だが、特別級犯罪者であったレイスは追われながらルイコンに来た。

「ここまで来ればこないだろう....」

少し安心したレイスにスサノオが言った。

『確かにな..だが、油断するなよ..レイス....いつ来るかわからない...』

そしてレイスは少しその辺に座った

「あぁ..分かった... ん?」

レイスは広場の裏通りの狭い道に座っていた。

 だが、裏通りの方から騒がしい声が聞こえた。

 なんだと思い、裏通りに移動し、様子を見に行った。

「さがせー!! あのガキを逃がすなぁ!!」

いかつい男が大声を出しながら、誰かを探していた。

 てか、髪型が・・・。

 モヒカンとか・・・。どこの世紀末だよ・・・。

「いましたぜぇ! アニキー!!」

そんなことを思っていると他の・・・・。

 またも、いかつい男が現れた。

 今度はハゲ・・・・。

 だから、一体何なんだよ。

 捕まっている少女がハゲの男に言った。

「はな!! 離せ! いや! 誰か助けて!!」

暴れる少女に・・・・、いや、もういいから・・・。

「暴れんじゃねぇ!! このクソガキ!! てめぇは大事な金づるなんだよぉ!」

・・・・、髪はあるが、ひげを生やし、顔には傷が付いていてもはやいえる事は・・・。

 世紀末じゃねぇから、この時代・・・・。

 そんなことを思いながら見ているとトラックに少女が乱暴に投げ入れられた。

 トラックの荷台の幕が下ろされる瞬間、少女と目が合った。

 いや、合ったのかもしれない。

「・・・・・」

『どうした?レイス』

無言で見ているレイスにスサノオが言ってきた。

 そしてレイスは立ち上がり、歩き出し、言った。

「いや...何でも無い...」

『フッ...本当にお前は― いや..何でも無い』

スサノオは言うのを止め、黙ってレイスのすることに口出しをしないでいた。

 レイスは先ほどの少女がさらわれた方を見た。

 見えるのは、大きな山があった。

 だが、既にトラックはどこに行ったかレイスには分からなかった。

 レイスは溜め息を付き、ある場所へ向かった。

「この裏通りを通って、右に曲がると・・・」

ポケットに入っていた一枚の紙。

 そこには・・・。

『レイスへ! 何か情報が欲しい時はこの先の街にある仮!の私の店に来るといいネ! いつでも、待ってるヨ・・・。体目当てでもネ・・・。キャッ!言っちゃった』

などと、中々ふざけた紙を見つけたときはマジで破り捨てようかと思った。

 だが、今後何かの役に立つかもしれないのでギリギリのところで破らないでいた。

 そして、紙の裏の地図どおりに進んだが、問題が発生。

「・・・・・、道がねぇじゃん・・・」

地図どおりに進んだのに、道が無く壁が待っていた。

 ハメられた? いや、奴(白夢)がそんな事をするはずがないと、レイスは思っていた。

 なぜ、そう思えたかは分からないが、そう思えたのだ。

 はぁっ・・・っとため息を付き、壁に寄り付こうと思った。

「―!?」

急に壁がすり抜け、そのまま地面に背中から倒れた。

 そして、あまりに急な出来事すぎて受身が取れず・・・。

 ボスン!と背中を強打。

 次に待っていたのは、痛みと苦しさ。

 いっ・・・、息が出来ん・・・!

悶えながら、痛みと息苦しさが治るのを待つのであった。

 数十秒、やっと息苦しさから開放され、空気を大きく吸い込んだ。

「スゥ・・・・・・・、ハァ~~。生き返ったぁ!!」

目を大きくあげ、大の字で空を見上げながら言った。

 そんなことを言ってるとどこからか笑い声が聞こえた。

「アハハハ! 本当にレイスは面白いネ」

・・・・、こんな場所に居ること自体で存在が分かる。

「うるせぇぞ、白夢」

「アハハ、ゴメンゴメン でも、面白すぎダヨ、レイス」

クスクスと笑いながら、何処からとも無く白夢が出てきた。

 レイスは大の字のまま、白夢の方を見た。

「お前の書き方が悪い、迷彩魔法をしてるならあらかじめ書いとけ」

「アハハ、ごめんヨ でも、ここにきたって事は何か用事カ?」

白夢は立ち上がりながら、レイスを見下ろしていた。

「・・・・・・」

レイスは目を逸らした。

 上・・、というより白夢の方を見るとスカートのしたが・・・・。

「?? どうしたネ?」

「いや・・、その体勢辛くないか?」

遠まわしに言ってみる。

「いや、辛くないネ」

「・・・・・」

めげずにもう一度。

「でも、いずれ辛くなるぞ?」

「レイスを追いかけるほうが辛いネ」

今はそんなことどうでも良いんだよ・・・。

「はぁ・・・」

「?? だから、どうしたネ? さっきから目を逸らしたりして」

直球ストレートに言おう、むしろ言っても気にしないだろう・・・。

「パンツ」

「え?」

「パンツ見えてるぞ」

レイスに言われると白夢はスカートを見た。

 言われると、レイスを見た。 動作的にはスカートを見てからレイスを見る。みたいな感じ。

 そして、レイスの顔を見ながら顔を真っ赤にして、言った。

「――ッ!! 変態!! 変質者! 露出狂!! ロリコン!!」

「俺は変態でも無いし!変質者でも露出狂でも!ましてや!! ロリコンではなぁぁぁぁいッ!!!!」

ハァハァ・・、と言いながら白夢は短いスカートを抑えながら、顔を真っ赤、半無き状態、睨みながらレイスに言った。

「・・・・・、で!何しに来たネ!」

「ああ、情報を売ってほしい」

そういうとレイスは起き上がり、真面目な顔をしながら言った。

 白夢は少し顔を赤くしながら目を逸らし、言った。

「どんな、情報ネ・・・?」

「ココらへんのサライ屋の事だ」

レイスの言葉を聴くと、ジト目というより、何か凄いひどい目で見られた。

「・・・・、ロリコンか・・・」

「ロリコンじゃねぇよ!! なんで、そこに行き着くんだよ!?」

思わず、つっこんでしまった。 クソ・・・、コイツといると調子が狂う。

 そう思っていると白夢は大笑いした。

「アハハハ!! 冗談ね。 んー、でもいきなりどうしたネ?」

「冗談に聞こえねぇよ・・・。まぁ、何でもだ 知ってるか、知っていないかだ」

「知っているネ」

「なら、その情報を買おう」

「よし、乗ったぁー、んじゃあ、情報をハァ・・ハァ・・・。」

白夢はワキワキと指を動かしながら近づいてきた。それに、目がおかしかった。

 そんな白夢にチョップを食らわし、言った。

「白夢、ここからはお前も命・・・、いや、俺と同等の犯罪者にされる可能性がある。 外部に聞かれないように何かあるか?」

「ああ、それなら大丈夫ネ。 ここは設備もばっちりだね。 後はこれを」

そういいながら白夢は何かをレイスに渡した。

「これは?」

白夢はシー・・・っとジェスチャーをしてきた。そして、そのままジェスチャーで渡された。何かを耳につけろといわれた。ジェスチャーで。

 言われたとおりに耳にはめると白夢の声が聞こえた。

『どうネ? 便利でしょう?』

『ああ、これは一体なんだ?』

『フフ、これは心話フォン。心の中で思っていること。思っていることをこれをつけて、周波数を同じにすれば誰でも聞けるね』

『なるほど、確かに便利だな』

フッフゥ~と鼻で笑いながらドヤ!とやってくる白夢だった。

 はぁ、とため息を付いたが、情報を買うには支払いをしなければいけない。

 その支払いが情報、これでトレードできる。

 そして、レイスは安心して白夢に言った。

『俺は近衛部隊隊長にハメられた。 そして、総隊長を殺したのは近衛部隊隊長だ』

まさかの発言に、白夢は驚きを隠せないでいた。

 当たり前だろう。

『・・・、本当カ?』

『嘘じゃ、無い。 本当だ』

『・・・、その情報はでかいネ・・・。レイスの知りたい情報と割りに合わない。 今度普通に聞きに来るといいネ』

ふぅ、と息を付くと白夢は言った。

『多分レイスが探してる奴らは、この先の山をアジトとしてる。サライ屋だネ』

『ありがとう白夢、じゃあな』


サライ屋アジトでは連れ去った少女をどうするか考えていた。

 そんな考えている中、少女が男達に怒鳴った。

「はなせ! このゲスめ!!」

「あぁ! このガキャア! 黙って聞いてりゃあいい気になりやがって!」

そういうとモヒカンの男が少女に怒鳴った。 そして、もう一人の男がモヒカンに言った。

「おい、やめとけよ? そいつ大事だぁーいじな金づるなんだからよぉ」

少女は髪を持たれながら、傷の男に言われ、ハゲの男が笑った。

「ハハッ!! おしおきは大概になぁ」

そういうとモヒカンの男は少女を投げ、そのままお腹を蹴った。

「ヴッ! わた・・しは・・」

少女は気絶した。 それを見た男共は大笑いしながら言った。

「おい! 見ろ 気絶したぞ! ワハハハハハハハ!!」

 大笑いしていると、外が騒がしくなった。

「なんだ?」

そう思い、アジト内に居た男が扉に向かって、歩いていくと。

 ドッーーーン!!

突然アジトの扉が吹っ飛んだ。

 扉が吹っ飛ばされると同時に土煙も同時に舞った。

 男共は何が起きたか理解できないでいた。

 だが、土煙の中から人物らしき人影を見つけ、その人物に言った。

「おい・・・・・! なんだテメェは!!」

男に言われると土煙に混じった人物が言った。

「邪神だよ・・・・」


「うぅ・・ はっ!・・・」

メイヤは目を覚まし、レイスを睨んだ。

「・・・・、ん? 目覚めたか・・・」

「くっ! ここから出して! でないと・・・!」

少女は近くにあったナイフを掴むとレイスに向け、言った。

「殺すわよ!!!」

震えながらレイスにナイフを突きつけていた。

 それを見たレイスはあきれるように言った。

「やめて置け...」

「私は屈しない!」

「そうか・・・頑張るな」

「うるさい!! ハァ・・ハァ・・」

そんな少女にレイスは脅すように言った。

「最後の忠告だ、やめて置け・・・。俺は女でも手加減はしない」

レイスの言葉を聴くと少女は歯をギリッと噛み締め、言った。

「なら...あなた達に私を悪用されるなら....! こんな命捨ててやる!」

ナイフを首に刺す瞬間にナイフを払われ、レイスに怒鳴られた。

「このバカが!! 命をなんだと思ってる! たった一つしか無いものを何をしてるんだ!」

「あなた達が私を捕らえてる限りこんな命捨てた方がいい!!」

「周りをよく見ろ!」

「え?」

周りを見ると盗賊達が倒されていた。

 目を丸くしながらあたりを見て言った。

「これは・・・サライ屋? え....なんで?」

「最低の歓迎をされたんでな、お返しに最高のもてなしをしてやった」

「最高のもてなしって・・・・。これじゃあ・・・」

ただのケンカじゃないですか・・・・。

 心の中で思う少女であった。

 そう思いながらなぜ、あの人はここにいるんだろう?と思い、レイスに言った。

「それで、私を助けてくれたんですか?」

「まぁ、そうなるな」

「何で助けてくれたんですか?」

「たまたま通り道だったもんで、そこでそこで歓迎されたのでな、その歓迎代として食料と金を貰った」

フッフッフーと笑うレイスに少女は反応に困りながら答えた。

「そ...そうなんですか・・・。 あのすみません...勘違いしてしまい」

少女は自分の早とちりで助けてくれた人に怒鳴り散らかし、暴言も吐いてしまった。

 私・・・、最大のミス・・・・。 うぅ・・・。

 そんな少女にレイスは言った。

「仕方ない...あんな状況じゃな。勘違いもする」

「はい・・・。 ありがとうございます」

とりあえず、誤解が解けたところでレイスは少女に聞いた。

「これからどうするんだ? 俺はこのまま出るが...」

「あ! 私は家に帰ります」

「そうか...気を付けろよ..」

「はい! ありがとうございました! では」

そういうと、少女はサライ屋のアジトを出て、街へ向かった。

 アジトを出て、街へ向かう為に山道を歩いていた。

「まずは下町に行って聖騎士団に行って・・・」

 自分で口に出し、目的を確認した。 ふと思い出した。

あ! 助けてくれた人のお名前聞き忘れちゃった...。

「どうしよう....戻って聞こうかな...。―ッ!」

メイヤは倒れた。 息が苦しかった。

「ハァ・・・ハァ.・・・、ハァ.・・・」

ヤバ...! ここで来ないでよ! 私の持病!

 倒れて持病を止める為のクスリを自分のポケットから出そうとした。

 だが、そんなところに・・・。

「おい見ろよ・・・」

「おぉ! これは上もんだ! 売り飛ばせば結構行くぞ...!」

またも、サライ屋が現れた。 少女は思った。

「ハァ・・・、ハァ・・・」

いや!もう!私・・・捕まりたくない!!

男たちが少女に近づこうとした瞬間・・・。

「おっと! わりぃな」

アジトで”たまたま”助けてくれた人が助けに来た。

 そんな人に男達は言った。

「なんだ!テメェは!」

助けてくれた人は、フッと鼻で笑い、男達に言った。

「邪神だが?」

「じゃ…、邪神ッ! ”レイス・オブ・ハーデス”! なぜ貴様がここにいる!」

「俺がここにいちゃいけないのか? お前には関係ないだろう? さらい屋」 

そういうとレイスは男達を睨んだ。

「クッ! 良い商品が見つかったというのに・・・」

「退くぞ!邪神なんかと関わったら死ぬだけだ!!」

そういいながら男達はその場を去った。

 そんな中、少女は意識が薄れて行く中ではっきりと聞こえた。

 レイス....オ..ブ,..ハー..デス・・・。邪神・・・。


意識が切れ、再び目を覚ました少女であった。

「ん・・ ここは?」

顔を抑えながら起き上がる少女にだれかが言った。

「ここはカーリュの森だ」

声のした方を見るとそこには・・・。

「ッ! レイス・オブ・ハーデスッ!! あなた私をどうするつもり!」

「どうもしないさ、ただ倒れてる奴を見過ごすような事は出来ないんでね・・」

「嘘よ!! あなただってあいつらと同じようにするんでしょ!」

メイヤは思い出していた 連れ去られるあの時を・・・。

 急に目の前が真っ暗になり、誰かに持たれ、そのままどこかにさらわれていくのを・・・。

「あいつらと同じにするんじゃねぇ!!」

「ならッ!! どうして、私を二度も助けたのッ!! 義理なんてないでしょ!!」

そういうとレイスははぁ・・、とため息を付いて少女に言った。

「言ったはずだ・・。 俺は通り道だったっと それに倒れてる奴も見過ごせないとな」

絶対に嘘だ・・・!と思い少女はレイスに言った。

「ッ! 直ぐに聖騎士団に通報してやる! その後、私は家に送って貰う!!」

「好きにしろ、だが、この森には魔物がいるのでな命の保証はしないぞ?」

レイスは回りに指を差した。そういわれて見てみると暗い中から何かが光っているのが見えた。

 少女はゾッとした。それを見たレイスは言い続けた。

「それに、聖騎士に通報したとこで俺を追いかけるだけで、お前を家まで送ってはいかないぞ?」

「ど・・・どうして、分かるのよ・・・」

そういわれるとレイスは近くにあった木の棒を焚き火の中に投げた。

 そうするとパチパチっと音がしながら、悲しい目をしながら言った。

「俺は見てきた・・・。お前より幼い子供が家に帰りたいと言う理由で行ったら追い払われ、生きる為に手を汚す子をな・・・」

「嘘よ・・・」

今の話が信じられる言ってしまった。

 だが、レイスは嘘を言っているように聞こえなかった。

 だからこそ、信じる事が怖かった。

 レイスは少女に言い続けた。

「嘘ではない、本当だ。 奴らはなぜそんな事を俺達に言うんだ?自分で帰れと言った」

「じゃあ・・・、私は家に帰れないの・・・?」

「ああ そういうことになるな」

あまりに信じられない・・・。

 だが、ここまで聞かされて・・・。

 今は何を信じろというのか・・・。

 少女は思い出した・・・。

 思い当たるふしがあったのだった。

 さっきの街で聖騎士が巡回中に私は奴らの目を盗んで聖騎士に助けを呼んだ。

 だが、彼らは・・・。

『はぁ?何を言ってるんだ?』

『この街はね?とっても平和なんだよ? だからそんな嘘はつかないことだな』

そういって笑いながら話を流したのを・・・。

 そして、私は奴らに見つかり、また捕まった。

 思い出し、メイヤは泣き崩れた

「わたし・・・帰りたい!! 家に帰りたいです・・・!」

「それは望みか? 頼みか?」

レイスは急に少女に言い出した。 何が言いたいのか分からず、少女はレイスに聞いた。

「グスン え? どうゆう?」

「良いから・・・、それは望みか? それか...頼みか? どっちだ?」

「頼みです・・・」

「そうか・・・。 なら、無理だな俺は頼まれても実行できない。 俺が特別級犯罪者だからな」

レイスの発言を聞いて、少女は涙を拭いて、決意した。

「そうですよね・・・。  わかりました。 私は自分の足で帰ります。助けてけてくれたのは、感謝します。ありが―」

「望みとしてなら、俺は実行できる。 なぜなら、頼みはその人自身が相手に望んだ事だからな。俺と共犯になる。 だが、望みなら自分で心に思ってる事だからな、俺が勝手にお前を家まで送って行く」

まさかの発言に驚きを隠せないでいた。

「....ッ! 本当に送ってくれるんですか...?」

「俺が勝手に送っていくだけだ」

レイスは焚き火の火を見ながら少女に言った。

 少女は泣いてしまった。

「ありがとうございます!!」

 そういうと少女は頭を下げ、レイスに言った。

 そん少女にレイスは言った。

「明日は早い・・・」

そういうとレイスは腰につけているバッグから魔石を取り出し、言った。

「Call」

言った瞬間、魔石から寝袋が出てきた。

 それを見た少女は目を丸くしていた。

「こ・・、これは一体なんですか?」

そう言いながら寝袋を差していた。

 レイスは少女を見ながらまさかと思い、言った。

「まさか、寝袋を知らない?」

ビクッとして、少女は答えた。

「・・・・、ハイ・・・。初めてです・・・。」

はぁ・・、とため息を付き、少女に聞いた。

「まぁ、その制服を見れば、貴族の学校だとは分かるがな・・・・」

「す・・・、すみません・・・」

「謝ることはない。知らないことに少し驚いただけだ」

レイスは立ち上がり、寝袋の説明をした。

 説明が終わり、少女は言った。

「こう寝るんですね!?」

目をキラキラさせながらレイスに聞いてきた。

 レイスはうなずいた。

「んじゃ、それで寝れるな?」

「・・・・」

そういうと少女は目を逸らし、何か気まずそうにしていた。

 レイスはまたもため息を付き、言った。

「今度は何が足りないんだ?」

「いえ! 足りないんじゃ、なく・・・、その・・・」

もじもじし始める少女だった。

 そして、少女は言った。

「ワクワク・・・しちゃって・・・。 帰れるだけじゃなくて・・・、こんな貴重な体験が出来て嬉しいんです」

「そうか・・・。良かったな・・・」

優しく少女に言うレイスであった。

 そんなレイスに少女は言った。

「そうえいば、なんてお呼びしたら良いでしょうか?」

「好きなように呼べ」

そういうと、少女はうーんと悩んで言った。

「レーさんって言うのはどうでしょう!?」

ガクッ!とするレイスだった。

 な? 何だって? レーちゃん?

そんな風に生まれてこの方いわれた事ねぇぞ?

そう思うとレイスは行った。

「・・・・、レイスでいい」

「レ・・・、レイスさんで良いんですか?」

「レイスで頼む・・・」

本気でそう思いながら言った。

 それを感じ取ったか少女は言った。

「アハハ・・・、すみません。レイスさん じゃあ、私のことはメイヤって読んで下さい」

「分かった・・。メイヤ、もうそろ寝ろ?」

「あ、そうですよね。明日は早いんですよね?」

そういうとメイヤは寝袋の中でゴソゴソして、何かを取り出した。

 制服の上着だった。 どうやら、シワになるのを防ぐ為に脱いだらしい。

 そして、寝る準備が出来たメイヤはレイスに言った。

「では、レイスさん おやすみなさい」

レイスはメイヤを見て、言った。

「あぁ、おやすみ」

そうして、メイヤは眠りについた。

 レイスはメイヤの寝顔を見られないように顔までチャックをして、空気口を開けた。

 なぜ、そうする必要があるか・・・。

 どこでBH、聖騎士が見ているか分からないためである。

 この火を消せばたちまち、BH共は襲ってくるに違いない。

 あくまでBHが居たらの話だがな。

 だが、保険をしておくのがベストだろう。

 なにせこの子は・・・。

「何も関係の無い子供だからな・・・」

親も心配しているハズだ。

 早めに帰らしたかったレイスであった。

 そして、レイスは回りに結界と迷彩魔法を掛け、眠りについた。


 第6話 終わり



早く書けた理由。 これ、元もとフォトアニメのシナリオを小説版にしただけなんですよw

 Zeroなんで、まぁ、元もとこの話も本編の前の話なんで別に問題も無く、元もとこのような形で少女メイヤと出会うって言う事なんですねぇー、ハイ。

とりあえず、次はまた遅くなりますwwww 決定してますww

今回はストックと言える。これ(この話)が無いんでwww 最初からでぇーす☆w

 とりま、読んでくださってありがとうございました。 では、ツイ、もしくはこの小説で会いましょう! ではー

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