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God Nova Zero ゴッドノヴァ ゼロ  作者: エルーサ
邪神の旅
2/9

第1話 False god(邪神)

出来れば・・・、評価を下さい。 直す点は直して見たいので!

「なぁ? 聞いたか?」

「ん? 何がだ?」

「邪神のことだよ この前、街の聖騎士団支部が破壊されたって」

「え? マジか・・! でも、一人じゃないんだろう?」

「それが、一人で支部に向かって壊滅させたらしい」

「一人で!? とんだ化けモンだな・・・」

「あぁ・・・、で、噂なんだが、どうやら今邪神はこの街に向かってるらしい」

「はぁ!? 邪神が来たら、もうおしまいじゃないか!」

「ああ、最悪だ・・、来るな!としか願うしかないな・・・、邪神 ”レイス・オブ・ハーデス”には・・・」


とある森で一人の青年が走っていた。

「 はぁ・・はぁ・・」

後ろを振り返る。

 振り返れば、鎧を着た騎士が追っていた。

「 くッ・・! 振り切れないか・・・!」

ゴツイ鎧を着てるというのに重さを感じないくらいの速さで追っていた。

 そして、青年は森を抜けたところで足を止めた。

 いや、足を止めるしかなかった。

「 ・・・・、はぁ・・、追い込まれたのね・・・」

森を抜けたとたん目の前には聖騎士団の騎士が森の入り口を包囲していた。

 程なくして、後ろから先ほどのゴツイ騎士が森の入り口に着き、逃げ場を失った。

 そして包囲を完了した、聖騎士団隊長が青年に言った。

「 貴様は完全に包囲した! 諦めて武器を捨て、投降せよ! さもなくば!」

聖騎士団隊長が手を上げたとたん、騎士たちが銃を構えた。

 そして、後ろにいた騎士は槍を構えていた。

「 くッ・・、無駄に争いはしたくないんだが・・・」

青年が言った、それを聞いた聖騎士団隊長は言った。

「 フン、貴様はそれで逃げるだけだろう? クズめ! 貴様みたいなクズがこの世界をダメにするんだ! とっとと、投降しろ!」

聖騎士団隊長が言うと、近くにいた兵士が言ってきた。

「隊長、どうしますか? 撃ちますか?」

「いや、待て 奴が何かし始めたら発砲しろ」

「ハッ!」

聖騎士団隊長は兵士に命令を出し、再び青年に言った。

「 時間はやった! 答えを聞かせてもらおうか・・・! 投降するか、この場で死ぬか・・・! さぁ! 選べ!!」

それを聞いた青年は言った。

「 フッ・・、どうせ、投降しても、死刑は免れないだろうに・・・」

「当たり前だ! 貴様は聖騎士団総隊長を殺し、その上、聖騎士団への暴行、支部の壊滅・・・、これほど大きなことをやって、死刑以外ありえぬだろうに」

「だよな、だったら答えは簡単だ」

そう言うと、青年は左手に手を添えた。

「 てぇ!!!」

添えた瞬間、隊長の掛け声と共に銃声が響いた。

 兵士たちは、容赦の欠片もなしに銃を撃ち続けた。

 青年がいた場所は土煙が上がるほど、荒れていた。

 とどめをさすように隊長が自分の武器を出し、青年がいた場所に発砲した。

 そして、青年がいた場所は爆破され、爆風など、爆破されたさいの石の欠片などが兵士たちに降って来た。

 隊長は自分の武器を置き言った。

「 フフン、さすが我が槍だ・・・! あの様な悪党なんかこっぱ微塵だな。 ふははははは!」

隊長は、兵士に言った。

「 よし、奴の死亡確認をしておけ、まぁ、姿すら残ってないがな!」

そういうと大笑いする隊長だった。

 だが、大笑いしている隊長に兵士が言った。

「 隊長!! 大変です!!」

「ん? 何がだ?」

「・・ます」

「あぁ? なんだって?」

兵士は悪夢でもみているんじゃないかって顔をして隊長に言った。

「生きてるんです・・・」

「誰が?」

「奴です・・・」

「はぁ?」

兵士は顔を伏せ、ガタガタと体を震えさせながら言った。


「 レイス・オブ・ハーデスがです!!!」


言った瞬間、土煙が消え無傷で立っているレイスがいた。

「 なぁッ・・!? あの攻撃を受けてなぜ無傷でいる!!」

それを答えるようにレイスは言った。

「さぁ? 何でだろうな?」

レイスは右手に大きな大剣を持っており、左手にはガントレットがついていた。

 それを見た隊長は言った。

「 -!? 貴様、いつからその剣と籠手を持っていた・・・!?」

「最初からだが・・・?」

それを聞いた隊長は言った。

「 ふざけるなァァァ!! そんなデカイ大剣を最初からもてるわけがないだろう!!」

そして、隊長は再び号令を掛けた。

「 突撃だァァ!! 奴を殺せぇ!!!」

隊長が言うと、兵士たちは「オォ!」と言い、レイスに突撃をした。

 そして、レイスは戦闘態勢に入り、兵士たちたちを向かえ討った。

 兵士、騎士の数を数えて約30近く、一個小隊が一斉にレイスに向かって行った。

 だが、レイスの大剣一振りで突撃した兵士が吹き飛ばされた。

 その状況を見て、隊長は言った。

「 くぅ!! その力神武か・・・!」

レイスは敵陣の真ん中で大暴れしていた。

 レイスが大剣を振れば兵士が飛ばされていった。

 そして、一瞬で隊長一人となった。

 レイスの周りでは兵士たちが倒れ、気絶していた。

 その中をレイスは肩に大剣を乗せ、隊長に近づいた。

「 お・・・!」

最後の一人となった隊長は槍を持ち、レイスに突っ込んだ。

「 おのれェェェェ!!! 貴様なんぞに!! 貴様なんぞにィィィィ!!!」

隊長はレイスめがけて、攻撃をした。

「 私は負けないのだ!! 貴様のようなクズに私が負けるハズがないのだ!!」

そう言いながら、突きの嵐をしていた。

 そして

「死ねェェェェェェェ!!!!!」

隊長は大きく振りかぶった。

 そして、レイスにあたる直前にレイスは左手で槍を掴まえた。

「 ―!?」

掴まれた槍を取ろうと力を入れるが、びくともしなかった。

「 なぜだぁぁぁぁ!? なぜ取れん!!」

「・・・、もう、やめろ 見逃してやる」

レイスは隊長に言った。

「 見逃す・・・? ふざけるな!! ここで貴様を始末する!!」

隊長が言った瞬間槍の矛先が光、レイスが爆発した。

「 はは・・・、ハァーハッハッハァ!! クズめ!! 私をなめるからだ!!」

そういうと隊長は槍を取ろうとした。

「 ―!?」

槍を取ろうとしたが、槍が取れなかった。

「 まさか・・・!! そんなありえない!! ゼロ距離だぞ!!」

普通なら木っ端微塵で上半身が無くなっているはずだったが、レイスは無傷で立っていた。

「 命を1つ無駄にした・・・。 すまん、スサノオ・・・」

「な・・・!何を言っている!! この化け物め!!」

そして、レイスは槍と一緒に隊長を投げようとした。

 だが、持ち上がった瞬間隊長は槍を放し、腰につけていた剣を取り出しレイスに襲いかかった。

「 くたばれぇぇぇぇ!!」

隊長の攻撃を避け、腹に一発いれ、その場にダウンさせた。

「 うぐぅ・・・!」

膝をつき、腹を抱えながらもだえていた。

「 頼む・・! 殺さないでくれぇ・・!」 

そんな様子を見たレイスは言った。

「 二度と俺の前に現れるな・・! その命大事にしろ」

そう言ってレイスはその場を後にしようとした。

 が

隊長は剣を持ち後ろからレイスに切りかかった。

「 バカが!! 貴様なんかのご好意なんかいらん!!! 死―」

レイスは振り向きさまに遠心力をつけて左手で殴った。

 そして、そのまま吹っ飛ばされ倒れた。

「 バカはお前だ・・・!」

拳を突き出したまま言った。

 拳を収め、空を見上げ言った。

「 この世界は腐ってる・・・」

 レイスは倒れている兵士のお金を取り、その場を去った。

「 邪神か・・・、変な異名が付いたな・・・」

そして、そのまま近くの街向かうレイスであった。


第1話 邪神 完


レイスは誰と一人でブツブツ言ってましたが、次のお話でわかります! ではでは!

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