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16話
テルと話し、出来る事をしようと決めると席に戻り授業の準備をする。
授業が終わり、テルの元へ行く。
テルが郷田兄の所に行きましょうと言うので俺は頷き郷田兄の所へ向かう。
「はあ何かしたのかな」
と郷田兄は机を見ていた。
テルは郷田兄に近づき肩を叩きながら
「希。何かしたか確かめてみましょうって」
「確かめるって聞く勇気無いよ」
と郷田兄は机を見たまま答える。
するとテルはため息をつき
「だったら俺たちも一緒に聞きますよ」
と呆れながらも優しい声色で聞く。
すると郷田兄はガバッと顔を上げて
「藻太郎も一緒に聞いてくれるの?」
と急に明るく聞いてくる。
俺は頷く。
「直接一緒に聞いてくれるの?」
俺とテルは頷く。
「家に来てくれるの?」
と喜んで聞いてくる。
テルは仕方ないなぁと顔をしながら頷く。
家に行かないと駄目な流れなの?と思いながらも、でも出来る事をしようと決めたしなと少しビビりながらも俺は頷く。
郷田兄はニコニコしながらスマホを取り出し、操作する。
「樹、四時までには帰って来るって。所で藻太郎オヤツは何が良い?」
「何でも良いよ」
「分かった。相原さん、うちの家政婦さんに良い物を用意させておくよ」
「ふふふ、これで楽しみになって来た!」
と朝とは真逆のテンションになっていた。
俺は不安だなぁと思うのであった。




