表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
運命は回して決めろ!〜転生先がルーレットの針の気分次第だった件〜  作者: かんこくのり
蒼銀の守護者編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

18/26

番外編(1):記号として生きた日々

読んでいただきありがとうございます。

本編第17話の「答え合わせ」となる番外編です。

なぜ主人公が二文字の名前を嫌うのか。その理由は、前世の澱んだ記憶の中にありました。

4月12日

 今日も終電に滑り込んだ。窓に映る自分の顔は、ひどく泥のように濁っている。

 

「おい、白河しらかわ! 明日の会議の資料、まだ終わってないのか!」

 上司の罵声が耳の奥で反響する。

 あの世界で、俺の名前はただの「白河」という、二文字の記号だった。

 

 誰も俺という人間を見ていない。ミスをすれば叩き、都合が悪ければ呼びつけ、使い捨てにするためのラベル。

 「白河」と二文字で吐き捨てられるたびに、俺の中の何かが死んでいく。俺という個性を、存在を、その短い響きに閉じ込められ、押し潰されているような感覚だった。

 もっと深く、もっと長く、誰にも汚されない俺だけの名が欲しかった。

 俺をただの部品として扱うこの世界から、いつか逃げ出したい。

 

 今の俺は、もうあの「白河」ではない。

 俺が本当に欲しかった名前は、次の記録――【番外編(2)】に記してある。

ありがとうございました。

前世で二文字の苗字という「記号」として扱われた苦痛。

続いての【番外編(2):泡生日記】では、今の「泡」としての日常と、そこから導き出される「本当の名前」がついに判明します。

約10分後、更新をお待ちください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ