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第11話

今日、なんでか知らないが、騎獣でレースをしよう、ということになった。サーキットは既に用意されており、直線やカーブ、起伏などもけっこうあるコースだった。もちろん、俺も強制参加である。騎「獣」とはいうが、別に生き物でなくてもいい。極端な話、「馬」だったり、「車」系統では、「ハチロク」、「ランエボ」…。なんなら、「航空機」である、「セスナ」、「ボーイング787」、果ては、「ロケット」の「サターンV」、「H-IIB」など、なんでもありなのだ。んで、俺の騎獣はというと…。「電車」である。チキュウの人が毎日のように使っていたらしいと聞いて、一時期、俺が設計してみていたのだが、没頭しすぎるあまり、騎獣を初めて作る際、…そう。「電車」を思い浮かべてしまったのだ。(ちなみに、ベースがニホンの電車になってしまったために、転生者にとっては、何となく見たことある感じの、微妙な仕上がりになった。もちろん、車輪は金属。常識の範囲内で空転は起きるけど(どう言う状況?)、頑張れば垂直の壁でも登れる。なんなら、空も飛べる。騎獣とは、本当になんでもありなのだ。)

そんな代物で、レースをしようとしているのだ。俺は。

とはいえ、魔力さえ込めれば、500km/hなんて余裕で出せる。ただ、今は、俺には魔力だけはあって、でも、効率的に流す方法を知らないので、術者の安全を確保するため、320km/hに制限されると表示があった。

転生者の人たちは、俺の騎獣(?)を見て、懐かしがっていた。特に、ニッポンという国の中でも、「オオサカ」と「ナラ」という小国の出身の人に受けが良かった気がする。なぜ、同じ国の人なのに、ここまで反応が違うのだろうか。(トウキョウ国の出身の人は、車体の見た目には特に関心を示していなかったけど、起動時の非同期音に、興味を示している人は何人かいた。)

皆さんは想像できるだろうか。

…「近○1420系が音階を奏でながら加速し、爆速で駆け抜ける勇姿」を。

まあ、そんなこんなで、本当の近○には赤色に近い色の電車が走っている(最近、近○の新しい車両は青色になったらしい。あの赤っぽい色が好きだったのに。残念。)のだが、騎獣の魔法の関係で、真っ白になった1420系の、運転室に入ると、急に車内放送で話しかけられた。

【こんにちは。この電車の、運転方法をお伝えします。】

参考までに、近○1420系の最高運転速度は、110km/hだ。そして、シー○ンスGTOを搭載した有名なものとしては、京○2100系ではなかろうか。2100系は、最高運転速度が120km/h、設計最高速度が、130km/hだ。

2100系は、「歌う電車」や、シー○ンス製インバータそのものを指して「ドレミファインバータ」などと呼ばれたり、(特に快特などは)直線区間で飛ばしに飛ばすため、「路地裏の超特急」、「路地裏の彗星」、などと呼ばれたり。それらの愛称を、全てひっくるめて、「ハマの赤いあんちくしょう」なんて呼ばれたり。大量に愛称がある辺り、地元に愛されているんだなぁ、と思う。

(2026年現在、2100系で、シー○ンス製インバータを搭載したものはない。全て国内メーカーのものに機器更新済みだ。関東に行ったことのない私は、ついぞ一度も乗ることはできなかった。非常に残念だ。)

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徐々に明かされていく地球世界とのリンク。どんな世界が展開していくのか楽しみです。 ケータイからスマホへの変化の戸惑いは、私も現在進行形で患っております。結局スマホ操作は人任せにしているので、プライバシ…
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