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序
ウェルトン帝国・ロルトには、サマーフォール帝国屈指の魔法使いと勇者の養成学校、ロルト魔法学校がある。ロルトに住む子供達にとって、ここへの入学は基本だ。ルークとティアもそこに生まれた。二人は10歳になり、半ば強制的に入学。学校は8年制。卒業と同時に成人することになる。元々仲の良かった二人は、学校でもよく遊んでいた。
ある日、対魔物戦闘訓練(3年生から5年生の間は主に戦闘系を学ぶ。)の時間に、実際のダンジョンに行き、実戦してみようという話になった。二人はパーティを組んで出発した。ルークが防御、ティアが攻撃とした、非常にバランスのとれた分担で、サクサク進んでいった。ルークの防御は、非常識なほど堅く、ティアの攻撃は、異常なほど高いダメージを叩き出す。各階層のボスも、余裕で叩き潰していった。敵の装甲など、まるで紙のように引き裂く。
しかし、二人は、Aランクの中ボス部屋に敗北する。S++ランクの小ボスレベルの魔物が湧いていたのだ。ルークの防御魔法は余裕で敵の攻撃を防いだが、あと少し、というところで、うっかり水を切らして干からびてしまった。
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明けましておめでとうございます。(本日1月2日)




