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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

音を失った歌姫-“痛み”を旋律に変え、恋と未来を取り戻す物語-

作者:NOVENG MUSiQ
銀鈴だけを遺し、少女は緑雨の朝に消えた。
音を喪った世界でただ一人、彼女の“余韻”を追い続ける青年――鐘凪 響。
古びた懐中鈴に導かれ、彼は現実と幻の狭間「湖境」へと踏み出す。

そこは、記憶と感情が音へ変じて漂う異世界。
喪失を忘れられずにいる者、音を食らう者、声なき風に彷徨う者たち。
そして──「存在しなかった彼女」・鈴原 澪の残響が、深く静かに響いていた。

これは、“音”で繋がる恋と再生の幻想譚。
君の耳がまだ開いているなら──彼女はそこにいる。


登場人物紹介

◆ 鐘凪 響
種別:主人公/鈴職人の家系に生まれた青年
特徴:静謐で観察眼に優れ、妹の死以来、音に対して異常な敏感さを持つ。
武器:懐中鈴──共鳴させることで空気と記憶を震わせ、戦うこともできる。
物語上の役割:「喪った音」を取り戻す旅を続けながら、彼自身の過去と向き合う。

◆ 鈴原 澪
種別:ヒロイン/“哀韻”と呼ばれる特異な歌声を持つ少女
特徴:銀青の髪をサイド編みにまとめた儚げな少女。歌で人の心を震わせるが、その力を恐れ、言葉を選びがち。
衣装:透明なオフショルダーのワンピース。濡れるたびに“声”のように質感が変わる。
物語上の役割:響とともに異世界を旅しながら、自身の存在意義と記憶を探していく。

◆ 鐘凪 奏葉
種別:響の妹(故人)/異界にて“哭帝”として姿を見せる
特徴:生前は響にとっての救い。だが、ある事故をきっかけに命を落とす。異界では「音を憎む存在」として再登場する。
物語上の役割:響の“贖罪”と“前進”を象徴する存在。澪とは対になる“記憶の中の音”。
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