第1話 狼さん。あたし食べないって
《《ここ》》はオーロラのように美しく色とりどりに輝く幻想的な世界。
息とし生きるもの全てが生き生きした生活を営んでいる。
俺たち狼族は滅びから逃れ数百年《《ここ》》で生きて来た。
我らの主人を探して•••••
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最近狼さん遊びに来てるって皆んなが言ってる。
はっ!
狼さんあたしに仕返し?
まずいっ!
「パパぁ、狼さん何好き?」
「う〜ん。何かなぁ」
パパ何も知らない。頭悪い。
「ママぁ、狼さん何好き?」
「う〜ん。何かなぁ」
ママも同じ。
あたしは絵本を探しにお部屋に。ママとパパがあたしに着いてくる。後ろから。
「「すみちゃんだよぉ〜」」
あたしは黙って絵本探す。
パパもママも面白くない話しする。無視することにした。
今日も狼さんの夢見た。
遠い所に連れて行かれた。あたし食べられる。
う〜、う〜
ラム肉と同じにされた。
狼さん美味しい言ってる。
絵本違う。丸ごと食べない。
あたしは悲しくなった。
うぇ〜ん
狼さん嬉しそうに。
「ラム肉♪、ラム肉♪」
甘辛ソースで美味しそうに「頂きます」した。
♡・・*・・♡
「おはようございます」
「すみちゃんおはよう」
「すみれおはよう」
今日はでんぐり返ししない。元気ない。
食卓で朝ごはん。
ラ、ラム肉!やはりあたし食べられた。
「ご馳走様」
あたしは朝ごはんいらないしてたんぽぽと添い寝。何度も寝た。
夜、
おねむにならない。
あたしはおトイレに行く。
何か聞こえた。
『すみちゃん遊ぼう』
玄関のお外に誰かいる。
玄関開けてみた。
狼さんいた。
遊ぼ遊ぼ言ってる。
「あたしを食べないなら行く!」
狼さん、うんうん頷く。
あたしは狼さんに咥えられ森の中へ。
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次回は「狼さんのお家」だよぉ。
次回をお楽しみに♪