ダムフォンが売上を伸ばしてる、そんな記事を見かけて
特に何か持論を展開してる訳でなく。
それって貴方の感想ですよね、な文です。
ネットニュースやブログなんかをオススメの上から適当に覗く、そんなことをしてる人は多いと思うんですが、先日もタイトルにあるような記事を見て、この手の記事って数年前から見るなーって、何と無く「ダムフォン」ってググったんですけど、そしたら2018年の段階で「ダムフォン売上増進、スマホを抜く」みたいなのがありまして、笑いました。
更に遡ると2016年の記事では「数年の内にダムフォンの売上は減少を続け、スマホ市場に駆逐される」って、記事もあって、あちゃー(ノ∀`)って感じでしたね。
あれこれと理由をつけて、様々な記事が「ダムフォン増進」の理由と「スマホ市場の頭打ち」の理由を説明していましたが、特別な理由なんて無いように思ったりもしますね。
で、ここまで書いといて何ですが、ダムフォンって何ぞや(-ω- ?)って方のために少し説明。
日本でいうガラケーのようなものですが、私に近い世代の方だと第一世代携帯のPHSと同じと言うとわかるでしょうか。詰まりはガラケーからネット接続出来る機能をオミットして、単純に通話とショートメールだけにしたような端末です。
スマート(賢い)フォン(電話)にたいしてダム(バカな)フォン(電話)というスラングのようですね。
ただ、電話ですから、そもそも通話機能があれば、機能としては十分ですよね。携帯できて、長時間もつバッテリーが内臓されて、コストも安いなら、一定数の需要があるのは当然ですよね。
ユビキタス化する社会構造の変化にあわせて、ひたすらに様々なものを消費させる「スマホ」がメーカーや企業側にとっても素晴らしいツールなのは間違いないんです。だから、「誰もがネットで繋がり、便利なネットをスマートに使いこなして、生活を豊かにしよう」と宣伝していた訳で。
勿論、私を含めて、スマホやネットの恩恵を享受して、便利なスマホを活用している人が多いのは事実ですが、若い人の中ですら「そんな機能いらん」って人や「ネット接続はパットやスマホ、通話はガラケー」みたいな人もいるんだと思います。
この手の記事は「皆が使っていて、普及している技術とそれに伴う社会構造の変化に逆行している人がいる」という前提があって、「スマホを使うのが当然」となっているから、ネタとして成立するんですよね。
別に欲しくない人が増えただけでしょ。って話ですからね。
ちょっとググったら面白かったのが、閲覧はしませんでしたが、YouTubeに「スマホをダムフォンにするコツ」なる動画があって笑いました。
皆持ってる。皆使ってる。だから、当然のように私も使うけれど、正直にこんなに機能もいらないし、通知がうざいから、どうにかしたいってことですかね。
もう、素直にダムフォン買えばって話ですが、ネット決済なんかのサービス用に必要だったりするからなんですかね。
大幅に機能をオミットしたスマホ何かが出てきたりするんでしょうかね。
スティーブ・ジョブズは子供たちにiPhoneを持たせなかったそうですが、端末を選ぶのではなく、端末に選ばされることを自覚した若者が増えているのかも知れませんね。
際限のないコンテンツの消費と使い捨て、その速度に待ったを掛けているのが若者なら、未来も明るいように思います。
貴方の感想お待ちしてますm(_ _)m