表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/6

女神

やっぱり、あの強風を巻き起こしたのは、あの女性で間違えない。いま俺の目の前に現れたこの羽の生えた女性の顔は、駅にいた女性そのものだった。そしてあの強風、どう考えてもこの世界の力じゃなかった。となると、やはりこの展開は……


(異世界転生‥‼︎)


俺の予想が確信に変わった。突然の強風、白い空間、謎の羽の生えた女性、もうこんなこと異世界転生以外ありえない。俺のテンションは最高潮に達していた。いつ叫び出してもおかしくないくらい高いテンションで、俺は考える。


(あの女性が見えていた人は他にいなかったはず…ってことは、俺だけ特別なのでは!?)

「駅にいた女の人……?」


見えてたの俺だけじゃないんかい。少し離れたところから、委員長、咲さんのそんな声が聞こえた。他にも見えてた人がいたようだ。委員長以外にもその女性が見えてた人がいたみたいで、ところどころから「あの人…」という声がする。見えていた人には見えていたらしい……。


(なんでだよー!!??)


もしかしたら見えてたの俺だけじゃね?俺、特別じゃね?とか思ってたのに!俺の中ではもう俺が特別な勇者で異世界無双して王国の王女様を救って一緒に魔王倒したところまで頭に浮かんでたのに!!なんで俺以外にも見えてた人いたんだよおおおおお!!!


「ようこそ私の部屋へ」


はたして部屋と呼べるのかわからない白い空間にそんな声が響いた。もちろん、あの羽が生えた女性の声だ。


『私は女神イーリス、あなたたちに異世界を救ってもらうために召喚したものです』

「女神…」


どうやら女神によって俺たち高校生は召喚されたらしい。ちなみに、見たところここにいる生徒は俺と同じ、南栄光高校の生徒らしい。ここに一人でも普段話すような友達がいたらな……また泣きそうになった。でも大丈夫

俺には小説があるから!…小説が、あるから………うぅ。

そんなあまりに残念ぼっちオタクな自分に絶望していると、委員長が声をあげた。


「め、女神イーリスさま、でいいんでしょうか?あの、召喚とは?それに異世界とはなんなのですか?」

『そうですね、しっかり話しましょう…しかし数が多いですね。少し帰ってもらいましょう』


すると700人中、うちのクラス以外の人が光に包まれて消えた。どこに行ったんだろう。ていうかどうやってうちのクラスだけ残したんだ?


『あぁ、どうやってこのメンバーを残したかですか。まぁそれは女神だからなんでもわかるという事ですね。そしてどこに行ったか、についてですが、記憶を消して、元の世界に返しました』


心で思ったことに返された。絶対心の中読めてんじゃん。え、じゃあいままで考えてたこと全部ばれてんの?はずかしっ。


『あぁちなみに、一回召喚したものを帰してしまったので、もうあなたたちが帰るには魔王倒すしかないですね』


そして、女神の口からそんな爆弾が投げ込まれた。



確か2日に一回出すと言いましたがあれは嘘だ‼︎……………………………………………ほんとうにすいませんでした!!多分、2日に一回は無理です。嘘ついてごめんなさい。これからは気まぐれ投稿です。ちょっと張り切りすぎて調子乗りました。すいません。よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ