1/3
蒼き魔法使いの悩み
この世には、幾つものパラレルワールドや異世界が無数に広がっていて
全てが平行に並んで他の世界と交わらない様になっているのはご存知だと思ってる。
でも、例外もある様で
「何で、異世界に来ちゃったの〜!?」
私みたいな平凡だった人がある日、神様の気紛れで死んでしまって、異世界に飛ばされる事が極稀にあるらしいが、やっぱり…
「納得、出来ない!」
そんな声を大声で出した、齢14歳だった私はそれから3年が経ったある日、また事件が起こる。
「暗黒大陸の王子と結婚!玉の輿ね〜!」
何故か王子と結婚する羽目になってしまうと言う、変な事になっているし…この頃、チートな技術も力も発動しちゃったし…
「私は結婚もしたくないし、チート何て嬉しくない!」
私はテーブルをバン!と叩いて叫んだ。