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登場人物・用語紹介

アッシュ=ゲーシュファウト 称号:見習い騎士

所有ジョブ&レベル:ファイターLv10 ナイトLv3 調理師Lv6

装備:光弾剣銃『アーネンエルベ』

ラルヴァンダードサーバー防壁騎士団に入隊したばかりの新米騎士。

義理の妹であるキーマの為に強くあろうと騎士になるも

そのキーマが先に帰国子女のギルド員になっているといういささか情けないところもあるが

それでも評価に値する程の戦闘能力を有している、実直でまじめな少年。

今現在は12年前のウィルスの大侵攻<<大災害>>以降行方不明である父

騎士ゲオルク=ゲーシュファウトを尊敬している。

装備の光弾銃剣は、光の弾丸を切っ先から発射する事が出来る剣型の魔法アイテム。


カノー=シューテッロ 称号:下記参照

所有ジョブ&レベル:ファイターLv45 ナイトLv-100 遊び人Lv20

装備:西の守護防壁獣『拳の闘神』召喚キー&アダーガ

『最強攻勢防壁』『騎士団の恥さらし』『大地の守護神』『史上最強最悪の騎士』etc etc…

様々な称号を持つラルヴァンダード防壁騎士団のエース。

国王からの信頼も厚く、『大地の守護神』の称号と共に『西の守護防壁獣』の召喚キーを一つ授かっている。

しかし、人望は一部のファンキーな野郎どもを除いて殆ど0に近い。

それと言うのも極度のナンパ癖、多股癖、戦闘狂、賭け事中毒等々、騎士団の恥ともいえる行為を年中行っているからだという。

そして、何故かアッシュの上司にして古い付き合い。

装備のアダーガは、小型の盾に槍と薙刀をくっつけた欲張り装備。



キーマ=ゲーシュファウト 称号:コードハンター

所有ジョブ&レベル:魔技士Lv3 盗賊Lv8 鑑定士Lv5 調理師Lv2(Lv15(カレー限定))

装備:スキボー『ファルコ』&ダガー

アッシュの義理の妹で、元はウィルスとの戦い…そして騎士団の判断ミスで村ごと家を失った戦災孤児。

その為騎士と言うものに良い印象を持っておらず、アッシュの騎士団入隊にも反対していた。

ギルドの本場、グシュナサフサーバーに留学した経験がありその際にコードハンターの称号を得て自立している。

また、赤いスキボー(スキルボード・魔法によって反重力を起こしあらゆる場所を滑空できる装備)を自在に操る。

また、極度の激辛カレー好きで、ゲーシュファウト家は常にカレーが主食である。


フラウ 称号:踊り子天使

所有ジョブ&レベル:デバッガーLv1 踊り子Lv10 歌姫Lv13

装備:なし

(サーバー)に一人、翼を持ち…ウィルスに浸食された地帯を修復できるという『デバッガー』の能力を持つ幼い少女。

デバッガーは先代の死と同時にランダムで生まれ、フラウは踊り子の子供だった。

親に捨てられ、ウィルスの闊歩する防壁外の世界をウィルスにおびえながら暮らしているところをカノンに拾われる。

アツィルトの4次元空間に感覚を接続し、過去の情景を歌と踊りで紡ぐことで浸食された世界を書きなおし、『再生』する事が出来る。



用語


M.A.G.I.

ラルヴァンダード(Larvandad)、ホルミスダス(Hormisdas)、グシュナサフ(Gushnasaph)

の三つのサーバーから成るイェツィラーの世界を形作るアッシャーの超大規模量子コンピューター。

科学技術の進んだアッシャーでさえその正体は一般公開されないオーパーツと呼べるような超科学の結晶であり

このMAGIを使えばアッシャーのあらゆる情報を支配できるという確かな事実から

ハッカーによるハッキングが後を絶たない。


イェツィラー

アッシュ達の住む仮想空間上の電脳世界。

MAGIを使いアッシャーの神々の実験として生まれ、通常のおよそ87万6千倍の速度で時間が進む世界だった

(この時代を大加速期という)

大移民計画と共にアッシャーの神人達の新天地として時間の流れを調整され、神々からアッシャーと同等の世界と認知されるに至った。


アッシャー

イェツィラーを想像した神々のすむ現実世界。

科学技術が発展し、あらゆる事象が科学で解決し、飽和する程人類の栄える時代にある惑星。

しかし外宇宙への進出は既に断念され、イェツィラーへの大規模移民計画によって飽和した人数を管理している。


アツィルト

イェツィラーの根幹をなす、MAGIのプログラム集積体。

イェツィラーの真の姿であると同時に、隔絶された別位相の世界ともいえる。

ウィルスも此処ではハッカーの操作を受け入れる事が出来ない為、騎士やギルドのハンターはイェツィラー上に一時的にアツィルト界を現界させる装置を持っている。


ウィルス/魔物

イェツィラー…MAGIを手中に収めようと企むハッカーの手によって送り込まれる悪性増殖プログラム。

イェツィラーでは一般的に魔物と呼称されており、それに頷けるクリーチャーのような姿をしてイェツィラーに現れる。

出現箇所から己の領域であるバグ浸食空間を発生させ、その内を創造主たるハッカーの領域とする。

バグに浸食された土地はデバッガ意外に修復する事は出来ず、この中でウィルスはハッカーによるサポートを受け無限に近い再生能力と超常現象を起こす事が出来る。


神人

アッシャーに住む人々、もしくはアッシャーからイェツィラーに移住したとされる人々。

神人はイェツィラーにおいて正体を隠さなくてはならず、正体が明かされた新人はイェツィラーからアッシャーへ追放される。

また、イェツィラーではハッカーの事を邪神と呼ぶ。


魔法

イェツイラーにおけるプログラム操作行為の事を総称して魔法と呼ぶ。大地、水、大気、事象に至るまで総てがプログラムによって再現されるイェツィラーであるが故に可能な技術であり

プログラムを加工可能な魔法結晶コードに変換し組み替える事で現実では有り得ないような反応を起こす。

また、魔法結晶コードは通常魔法の発動と同時に消滅し世界に還元するが

使用するまではそのままで固体化され更に保存が利くものも数多く存在する事から

魔法を応用したマジック・アイテムや古代の魔法もまた数多く存在する。


古代魔法

イェツィラーの加速時代は、イェツィラー人そのものがMAGIのセキュリティであり

古代イェツィラー人は魔法が技術として確立した現在より本能的に魔法を組み上げていたという。

故に現在では技術化した近代魔法の研究で、忘れられた古代魔法が重要なサンプルになるので

古代魔法の魔法結晶に賞金がかけられる事も珍しくない。


デバッガの持つような能力は現在では完全に再現不可能とされる

神が人間に与えた最上級古代魔法の一つである。

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