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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

前に進むのを止めないで!

掲載日:2026/04/20

1時間十五分で書いた。


魔王討伐の後の不死身の加護がなくなった勇者のその後。

高校やネットスマホがある現代風異世界。


高校に囚われた女の子は、師匠に夢を醒まされる。


⚠️主人公は自分の命軽んじます!

そんなの読みたくない人、お帰りください。


世界を救うと人、勇者と決められた時、僕は声と十代後半の青春を失った。俺の名前はムスビ。

声を失う代わりに、死んでも生き返る勇者の加護を承った。

更に苦しかったことは俺が勇者に選ばれたことを気に入らない派閥の剣士、ノリスだ。俺の剣の師匠だ。から何度も生き返るほどの苦しい魔王討伐の旅の中で修行を受けた。イケメンの男でも許さん。いくらこっちが不死身の無痛だからって。

師匠も俺に巻き込まれて何度も死にかけていたけど

派閥からの支援でポーションや魔法の支援でほぼ俺と変わらない不死身だったから。正直言って師匠が勇者に変わればとさえ思った。

けれども、魔王は神が選んだ勇者の聖剣でしか倒せない。

それもこれも全部、全部、全部、故郷もとい故郷にいる好きな子や家族、親友のためだったのに。

好きな子が一緒だったから恨みっこなしで一緒に告白しよう親友と二人で決めた時。その後、すぐ勇者に選ばれてその暇もなく。


討伐から帰って、神様から加護を解除してもらった。声も返ってきたけど、一般人に戻ったら、元勇者という珍しい生き物の完成!

故郷の好きな子と親友はくっついて、結婚してるし、祝いたいけど仲間はずれ感が、あって苦しい。

そしてもう元勇者としか見られない。

報酬として食うに困らないお金と、どこを歩くにも付きまとう元勇者という目が付きましたとさ。

討伐して元勇者になって一年すぎるけど慣れない。


もう見られるのやだ。

僕だって、みんなみたいに高校にだって行きたかった。

だから、志望校だった高校の模型を作った。

この学校の制服を裁縫で再現してしまった。

サイズは模型に合わせて作った高校生の人形。それにサイズだ。もしも、この高校に入ってたら手芸部に入りたかった。こんな豆だらけの手にならずに済んだかもしれない。

剣タコだらけのゴツゴツとした手。こんな手になんてなりたくなかった。

もっとシュッとした感じの女の子になりたかった。

こんな体いらない。この人形みたいなりたい。制服したかった。それができない今の自分なんて全部全部消えてしまえ。

そう強く願ったら、視線が変わった。

目の前に行きたかった高校があった。

いや正確には模型か。

自分が討伐の後遺症で震える手で作ったガタガタのつぎはぎ合わせの紙やプラスチックでできた校舎。

そして、ネットで注文した販売許可した覚えのない私にそっくりに作られた人形の体、その体にほぼボロ切れのような制服もどきを着てる。

切れ端からは糸が垂れる。

それでも歩みを止めない。あそこにいけば取り戻せる。私が欲しかったもの。

閉じた校舎の柵を乗り越えた。

また、変な夢だなと思いながら校舎に足を進める。

夢なら、勝手に想像したって誰も責めないのよね。

校門の前、ここで、一緒に三人で高校入学おめでとうって言ったかな。

楽しい学園生活に心躍らせていたなあ。

楽しい学園生活の幕開けってやつを心待ちに校舎に近づこうとした。その時だった。


「おい!ムスビおきろ!変なところで寝るな!危ないから、起きろ!止まれ!」

大嫌いな師匠の声がした。

夢で室内の模型の部屋にいるはずなのに、夜風が身体を撫でた。

目を開けた。

一歩先は、空中だった。

後ろは錆びたフェンス。

目の前には行きたかった校舎のグラウンド。

「ヒッ!」

私は体が固まる。

なんで、いつも、勇者やめた後はこの高校が見えるタワマン一部屋をかって、眺めるだけで満足してたのに。

お金で中古の制服も手に入れて家でそれを着るだけで満足していた。

そのはずなのに。なんでここにいる。

いくら勇者とその師匠でもこの学校の不審者、部外者。

けどまあいっか。

このまま前に倒れたら加護のない私は、このまま学校の地縛霊になるかも。

いまだに明日ある親友と好きな子の結婚三周年パーティーに笑顔参加できる自信がない。

ここで終われば一生二人に傷を残せるかも。

傷として私が残る。

二人とずっと入れる!

止まっていた一歩を踏み出す。

「やめろ!」

いつもの怒号よりも強い声がすぐ真後ろからする。

鼓膜破けるくらいだ。もう加護はないから、破けたら治り遅いだろうな。

これから終わる私には関係ないか。

重力に任せて前に倒れようとした。

しかし、髪の毛を掴まれて、後ろに強く引っ張られて錆びたフェンスに頭を打ち付けられた。

「いたい!女の命になにすんの!」

あーあ。魔王討伐中も死守した腰まで届く髪が仇になるなんて!

加護を失ってから痛みに敏感になった。

「女の命もへったくれもあるか馬鹿弟子が!もう加護はないんだぞ」

師匠は整った顔を歪めて、フェンス越しに髪を引き、私が前に行くのを止めてきた。

「いたいやめて!」

名声で喉つぶれの悲鳴を聞き取ってよ。

そりゃ止める派とツッコミのある方コメントどうぞどうぞ

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