あの時の事を決して忘れない
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日本競馬界に転機が訪れます。2007年、国際セリ名簿基準委員会が日本競馬をパート1国に認定しました。国際セリ名簿基準委員会とは全世界的にセリ名簿の記載基準の統一性を確立することを目的とした団体で、国ごとに異なる競馬のレベルを3段階に分けて管理しています。
パート1に認定されるとその国の格付けは国際的に通用する格付けとなり、また重賞競走は国際開放を条件なしで求められる。これまではパート2国であり、一部を除き国内でしか認められない重賞競走だった。一部とは国際招待競走でジャパンカップなどが該当します。
現在多く使用されている格付けの表記はG (グレード)ですが、実はこのパート1国にならないと正式にその表記に沿った格式のレースとは国際競馬的に認められなかったのです。この事により、この時期は国際規格標準表記のGと、国内のみ格付け適応なJpn1などの表記が並行して行われていた時代でもあります。
同年、2007年5月27日にウオッカが牝馬として64年ぶりのダービー制覇を成し遂げました。牝馬のダービー制覇は3頭目。1961年に3着したチトセホープ以降、掲示板に載った馬すらいませんでした。それ以降の日本ダービーは牡馬が優位という評価が高く、能力において高いと思われていた牝馬であっても日本ダービーへ登録するという事は見受けられませんでした。(予備登録時点では何頭か登録は有ったようですが、本登録時点では辞退)
ウオッカは国内22戦10勝、ドバイ4戦未勝利。ダービーのほか、ジャパンC、天皇賞秋、安田記念などを制し、G1タイトルは7つ。2008、2009年と連続して年度代表馬に選出されています。
前述になりますが、この当時ウオッカとともに牝馬界を騒がせていたのがダイワスカーレットとベッラレイアの二頭。この三頭は得意脚質も違うのでレースに出ると支持するファンが三分割化するほど人気面でも競走面でも争いを繰り広げました。
個人的にはウオッカの日本ダービー載冠は嬉しいのですが、三つ巴による競馬も見てみたかったというのが本音です。
私の本命はベッラレイアでした。良い思い出ですwww
このライバルが死闘を繰り広げた翌年、2008年12月28日にダイワスカーレット、牝馬として37年ぶりに有馬記念を制覇しました。
牝馬の競走体系が整ってくる戦後においてはダービーへの牝馬挑戦は稀であったこの時代。対する有馬記念には毎年のように出走するものの、1971年に1着したトウメイ以後は、1978年2着インターグロリア、1983年4着ダイナカール、1994年2着ヒシアマゾン、1997年3着エアグルーヴ、2001年トゥザヴィクトリーとタイトルにはあと一歩届かない状況が続いていたのです。(抜けがあればご連絡ください)
ダイワスカーレットは生涯戦績12戦8勝2着4回。主な勝ち鞍は有馬記念、桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯。同期のウオッカとはライバル関係にあり、対戦成績は3勝2敗。ダイワスカーレットの兄はダイワメジャーで半兄(異父兄)にあたります。
同年の2008年末、アグネスタキオンが内国産として51年ぶりのリーディングサイアーを獲得しました。
アグネスタキオンは4戦4勝、皐月賞を制したあと故障で引退。2002年に亡くなった父サンデーサイレンスの後継種牡馬として期待され、2008年にはリーディングサイアーを獲得。
内国産種牡馬では1957年のクモハタ以来です。
主な産駒にダイワスカーレット(有馬記念、桜花賞)、ディープスカイ(ダービー)などがいます。
飛んで2010年5月23日、G1史上では初の珍事が発生します。それがオークスで1着同着です。
このG1での1着同着は史上初のことで当時はいろいろな意味で騒がれました。12分の写真判定でも差は確認されず、アパパネとサンテミリオンの1着同着となったのは有名ですね。なおアパパネは同年の桜花賞、秋華賞も制し牝馬三冠を達成しているのですが、この同着が仮に変わった決着をしていたとしたら、アパパネの三冠牝馬の道はもしかしたら幻になっていたかもしれません。
2011年より、インターネットによるWIN5が 発売を開始しました。WIN5は指定5レースの1着馬をすべて的中させるもの。100円あたりの払戻金の上限は当初2億円だったが、2014年6月7日から6億円に引き上げられ、今なおインターネット購入者による賑わいを見せています。ちなみにですが調べたところによると、2021年3月14日には5億5444万6060円の配当が出たようです。一攫千金!! 夢がありますよね。
そしてこの年、2011年03月11日14時46分18.1秒――
東日本大震災発生。
参考資料
図書
日本競馬史 著者 日本中央競馬会総務部調査課 編
雑誌
週間競馬ブック
週間競馬エイト
勝馬
優駿
インターネット
Wikipedia 競馬の歴史(日本)
JRA-VAN
東日本大震災による被害 農林水産省HP など




