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俺の彼女がバカ天然すぎる件  作者: じょすい
プロローグ
1/2

はじまりはじまり

『バカ』というという言葉は上の人間が下の人間に対して使うと同時に蔑む言葉である。

また、自分を『上の人』だと思い込んでいるから使える言葉でもある。

だが、『馬鹿』はどうだろう。

馬鹿は馬と鹿を合わせた言葉だが、

馬も鹿も『バカ』ではない。

では、何故『馬鹿(うましか)』なのだろうかーーーーーーーーーーー


















ーーーーーーーーもうこの話はやめよう。

このお話はとある普通の高校生と少女のお話である。





いつも通りの朝。

僕は目が覚めた。

そして『いつもの』ように朝食を作り始めた。


卵が香ばしい匂いを奏でる。


「ふああぁぁぁ…おはよう、(はやて)君相変わらず早いね。」


振り向くと後ろに腰まで緑色の紙を伸ばし、

頭からひょこっと『猫耳』を生やした女性が立っていた


「リタ姉が遅いだけだよ。」

「あはは、そうだね!」

(あっさり認めるのか)


僕の名前は 星川(ほしかわ) (はやて) ごく普通の高校2年生だ。

今日に学校の始業式があり、新しい学期がはじまる。


「今日のご飯は何?」

「いつも通りスクランブルエッグだよ。」

「え~、肉が食べたい!にくにく〜〜!!」

「そういうことはちゃんとした仕事に着いてから言ってください。」

「え〜」


リタ姉はイラストレーターの仕事をしているが、人気画家ではないため時折しか依頼がこない。

そう、半ば『ニート』だ。


「ご飯作ったから、運ぶの手伝って。」

「は〜い」


ーーーーーーーーーーーー


「「いただきました」」


手際よく、食器をまとめる。


「じゃあ、私が洗っておくから。」

「お、分かった。じゃあ、学校行ってくるよ。」

「うん、行ってらっしゃい!」


カバンを背負い、ドアを開ける。

鍵を閉めたあと、

甘い香りとほんのりと暖かい風が頬を抜ける。


桜の花びらが飛んでいる。春だ。


僕はそう思った。

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