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Track01 アナーキー

 ――各歌詞全体にかかる注釈をしておきます。

 歌詞で『君』という単語が出てきますが、これは特定の愛すべき一個人を指すとは限りません。私が意図しているのは、『自分にとって大事な人や事物』というニュアンスです。自分にとって大事であるならば、想い人でも、趣味でも、思い出でも、家族でも当てはまるように考えて、歌詞を綴っています。私の綴る歌は恋愛歌ポップスではなく、心の動きを記す歌なのです。



例えば朝のニュースが 不機嫌でも 

例えば未来の社会が 終わってても

僕は気にしない

悩む必要ないよ

だって何もできない


例えば道行く人が 破滅しても 

例えば大きな事故が すぐ横でも

僕は気にしない

立ち止まってどうする

時間と気の無駄


だからアナーキー 僕と君ですべて

手の届く限りで 僕は手を尽くそう

だからアナーキー それだけの味方

滅入るような世界が邪魔しようとも

僕と君だけで笑おう



例えば好きなものが 揺らいだなら

例えば君のこころが 曇ったなら

僕は手を伸ばそう

悩むなら今だ

ここなら触れられる


例えば僕がこの手を 伸ばしても 

例えばこのこころを 砕こうとも

それは乾いている

痩せて守れないんだ

熱も強さもない


それがアナーキー それでも君だけは

手の届く限りで 僕は手を尽くそう

それがアナーキー 弱い僕はせめて

錆びた空洞の体しかなくても

僕は君だけを守ろう


目を閉じて 耳を塞ぎ

口をつぐみ 肌を鎧い

僕は世界から僕を守ろうとして

いつか微熱さえ失った

でもこんな抜け殻の僕にだって

胸の光くらい残されてる


せめてアナーキー 僕と君だけでも

手の届く限りで 僕は手を尽くそう

せめてアナーキー それだけはあるよ

滅入るような世界が邪魔しようとも

錆びた空洞の体しかなくても

僕と君だけはここに


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