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背負うべき業

戦闘シーン、流血表現多いかもです。

苦手な人は注意です。

オカリナの曲に反応して聞こえてきたニーナの泣き声を頼りに、野盗の根城へと潜入する。

こういう日本風のお城は、地下牢があるのが定番。

天守閣に居るのはバカと殿様くらいだろう。


ニーナの泣き声は下から聞こえて来てるから間違いなく地下牢だ。


「アルベルト、手分けしましょう。」

「姫さん一人にするわけにはいかねぇだろ。」

「お嬢様が別の部屋に閉じ込められてるかもしれない。ニーナとは違ってお嬢様は殺される確率が低いから。」

「んじゃあ、なおさら後回しで大丈夫だろ。姫さんと一緒に行くぜ。俺もニーナの無事な姿を確認したい。」


真剣なその表情になんて応えようかと思っていると、バタバタと足音をたてて階段を降りてくる気配。

息を殺して見ていると、地下牢に近づくと思われる場所へとまっすぐ降りて行く。


城の外に捨てられていた錆びた剣の刃を確認する。

一人くらいなら殺れそうだ。


「…………行くわ。アルベルトは階段死守。」

「了解。気をつけろよ。」

「えぇ。」


そう言って一人階段を降り、お嬢様とニーナを怒鳴り脅す男の喉元を刺殺し、二人を救出。

ついでに腰の剣を拝借。

錆びた刃よりは使えるだろう。

ココが薄暗い地下牢で良かったと思う。


じゃないと、かなりショックな光景だろうから。


二人を連れて階段を登ればアルベルトが剣を振って血を払っていて。


「アルベルト。」

「お帰り、姫さん。公爵令嬢とニーナも、怪我はなさそ…………その首についてるの、指の跡か?」

「ココにつれられる前に首しめられたみたい。」

「あ?どいつだ、ちょっと待ってろ。カッ飛ばすから。」

「待って、アルベルト。気持ちはすごくわかるけど、お嬢様やニーナのトラウマになることはしたくないの。」


本当は私もそうしてやりたいのだけど、今は優先すべきことがある。


「アルベルトはお嬢様とニーナを連れて外に。私は首謀者のところへ行くわ。」

「!危険だわ!無謀よ!!」

「一人で大丈夫か?」

「えぇ、問題ないわ。それに、今の貴方を連れて行くと片っ端から殺しちゃうでしょ?なるべくなら生け捕りって言ったのに。」

「ごめん。」

「謝らないで。私たちのためでしょう?ありがとう、アルベルト。貴方に人殺しをさせたのは私よ。だから、謝らないで。」


アルベルトが泣きそうな顔で笑う。

それにニコリと笑い、天守閣へと続くであろう階段を見る。

上階で足音が複数聞こえるから、この騒ぎに気づいたのかもしれない。


「さ、外へ。アルベルト。可能な限り、外に逃げ出した犯人を捕まえて。」

「了解。姫さん、無茶すんなよ。」


アルベルトが二人を連れて行く。

お嬢様が振り返り、何かを言いたげにしたが手を振って見送る。


「さて。」


日本風の城を作ったのが誰なのか、ココは誰の持ち物なのか。

気になることもたくさんあるけど。

狭く急な階段をゆっくりと登っていく。


「……、誰だ!?侵入者か!!」

「…………まだ居たの。」


アルベルトに仕留められた人数だけで軽く十人は居たのに。

階段の上から刀を振り下ろす敵を見据えながら数段階段を降りる。

そして、振り下ろされた手首に狙いを定めて切り落とさない程度に刀を振る。


あがる血飛沫と悲鳴。


刀を取り落とした男の横を通り過ぎる為に男の首根っこを掴み。


「邪魔。」


ためらいなく男を階段下に投げ落とす。

死ぬ?

そんなこと知ったことじゃない。


「うわ……。」


階段を登りきれば、それぞれ武器を手にした男たちが階段を囲んでいて。

天守閣までは、まだ遠い。


「アンタたちのリーダーに用があるの。邪魔しないでくれる?」

「へへっ、たかが小娘一匹だ。」

「逃げちまったお嬢様の代わりくらいにはなんだろ。」


下卑た笑い声をあげる男たちにため息一つ。


「あんまり斬るのって好きじゃないんだよね……。切り裂く時の感触とか、命とか……色々と重たいから。」


コースター辺境伯の長子として生まれ、領地で生きていくために、領主としての役目として、戦うすべを身に着けている。

でも、だからと言って戦うことが好きなわけじゃない。

ただ、殺らなきゃ殺られる世界だっただけ。

殺らなきゃ、大切な人を失う世界だっただけ。


私の住む場所は、きらびやかな王都でも乙女ゲームの世界でもなかった。

まぁ、前世の記憶を思い出す前も後も真面目に剣術の稽古はしていたけど。

生きてて良かったって思える日々に変わりないから。


「ねぇ、大人しく捕まってこんなバカげた計画を実行した理由を話してよ。そうしたら殺さないから。」

「この人数が見えねぇのか!」

「おまえは俺たちに殺されて犯されんだよ!」

「せっかく入った寝床と金を奪われてたまるかってんだ!」


野盗のセリフにため息を一つ。


「最後のセリフはそれで良いの?」

「あ!?」

「言っとくけど、私は虫の居所が悪いの。私の可愛い妹の首を締めた不届き者を成敗しなきゃならないから。」


斬り掛かってくる野盗の攻撃を交わしながら各日に腱を切断していく。

剣を取り落とし、うずくまる男たち。


「逃げる素振り見せたら二度と立てないようにします。」


一応親切心で声をかける。

それなのに、立ち上がり逃亡を図るから。


「うがぁぁあ!!足、足がぁぁあ……!!」

「立てないようにするって言ったでしょ。」


男の腱を斬り、野盗を見下ろす。

この階で待ち受けていた男たちはコレで全部か。


「あと何人くらい居るの?」

「教えるわけねぇだろ。」

「リーダーはどこに居るの?」

「さぁな。」

「誰の依頼で誘拐したの。」

「さぁ?」


バカにしたように口角をあげ、首を傾げて見上げてくる。

その手首からはドクドクと血が流れ続けている。


「…………そう。」


男の心臓に剣を突き立てる。


「は…………?」

「答えないなら捕虜として捕まえても一緒でしょ。」


男の身体がドサリと倒れる。

刃がまだ比較的汚れていない剣を拾い上げる。


「顔色一つ変えねぇで……、正気かよ、テメェ。」

「ソレを貴方たちが言うの?」


男たちを捨て置き、階段を登る。

警戒しながら上がるも、出迎えてくれる敵が居ない。

良かった。

無駄な殺生は嫌いなんだよね。

帝国との戦いも、殺すことは少ない。

それこそ、誰かが殺されそうになっている時だけだ。


「…………。」


天守閣の一つ下の階。

月明かりにぼんやりと照らされたその場所に座る人物。


「…………驚いたな。アイツらがなかなか上がって来ねぇからどんな化け物が来るのかと思ったら……こんなメスガキだったとは。」

「メスガキ……、ただのガキか、もしくは小娘って言ってもらえます?」

「ククク、なんだイヤか。んじゃあ嬢ちゃん。」

「なんですか。質問なら私のほうが山程あるんですが。」


この際メスガキじゃなきゃなんでも良い。

流石に嫌だ、メスガキは。

イヤでしょ?

前世でもそんな呼び方されたことないわ。

て、あったら問題か。


「そうか。んじゃあ、殺り合う前に話をしようか。どうせ、どっちかが死ぬんだ。」

「貴方を私が殺すとは決まってませんよ。」

「どうだか。んじゃあ、嬢ちゃん。質問はなんだ?」

「あら、優しい。先に聞かせてくれるの?」

「まぁな。俺が聞きたいのはそう多くねぇからな。」


ニヤリと口角をあげ、腕を組む。

腰に下げられた剣は野盗にしては良いモノだ。


「公爵令嬢を狙った理由は?」

「頼まれたからだ。」

「頼んで来た人物は?」

「さぁな。」

「男か女かは?」

「男だな。」

「貴族か平民かは?」

「貴族だな。金払いが良かった。」

「いつ、どこで頼まれたの。」

「いつだったかなぁ…?俺たちのアジトにやってきて、話を持ちかけてきた。」

「ココの持ち主?」

「さぁな。」

「どうしてココを根城にしたの。」

「ココが良いぜって雇い主が教えてくれたからさ。」


淀みなく答えられる。


「貴方が野盗の頭?」

「一応な。」

「名前は?」

「それを聞いてどうする。」

「質問を質問で返さないで。」

「んじゃあ、ノーコメント。」

「貴方はどうして野盗になったの?」

「なんだ、俺に興味があんのか嬢ちゃん。」


からかうように言葉を紡がれる。


「興味があるから会話をしてるんでしょ。答えて。」

「ただ、元いた場所が嫌いだっただけだ。そんで、たまたま野盗になっただけ。ただ、ソレだけだ。」

「大人しく捕まって、洗いざらい話す気は?」

「嬢ちゃんが俺と二人きりで喉枯れるくらい喘いでくれるっつうなら話しても良いぜ?」


どうする?なんて。

そんなの、聞かれるまでもない。


「お断りよ。タイプじゃないし。」


そう言えばキョトンとした顔をして、楽しそうに笑い声をあげる。

この状況とは似つかない、心から笑っている。


「あー、こんな腹抱えて笑ったの久々だわ。タイプじゃないときたか。これでも結構モテるイイ男なんだけどなぁ。」


ニヤニヤとこちらを見上げてくるから顔をしかめる。


「イイ男なんだとしても、私には必要ないわ。」

「辛辣だねぇ。」

「じゃあ、最後の質問。」

「お。」

「マーシャル・タールグナーを知ってる?」


そう尋ねれば、笑みを消して。


「知らねぇなぁ。」


瞳に宿る剣呑な光。

何かあったのは明白だ。


「んじゃあ、俺からの質問だ。」

「どうぞ。」

「おまえはこの国が好きか?」

「嫌いだけど好き。」

「矛盾してんな。」

「女の子だもの。」

「妙な説得力あんな…………。」


しみじみと言葉を紡ぐ姿に、さっきまでの剣呑な光はない。


「んじゃあ、嬢ちゃんの名前は?」

「教えてくれない人に名乗る気はないわ。」

「どうしてココがわかった?」

「蹄と車輪の跡を追ってきた。」

「野性的だな。」

「野盗の頭に言われたくないわね。」


モブキャラの私なんかよりサバイバーな生き方してるクセに。

野盗の頭なんて、乙女ゲームにありがちな登場人物だけどこの人は攻略キャラじゃないからモブキャラだろう。

今後出てくるヒロインと関わりはないだろうし、お嬢様にもこれ以上関わらないはずだ。


「ココへは一人で来たのか?」

「んなわけないでしょ。」

「何人だ?」

「彼らがどれだけの人員を割いてるのかは知らないわ。」

「アイツらは生きてるのか?」

「さぁね。数名殺したけど、その他は知らない。」

「捕まったら死刑か?」

「私に決定権がないから知らないわ。」

「協力したら殺されないか?」

「貴方の態度次第じゃない?」

「そうか。」


そういえば、ゆるく口角を上げてゆっくりと立ち上がる。


「んじゃあ、最後の質問だ。」


スラリと鞘から刀身を抜き出す。


「嬢ちゃんがユリア・コースターで間違いないか?」


それにニコリと笑みを浮かべる。


「イエス。」


一瞬にして踏み込みこみ、距離を縮められる。


速い。


けど。


刀身のぶつかり合う音がする。

力では負けるのが目に見えてるから、刀身を滑らせかわす。


「へぇ。やるなぁ、嬢ちゃん。さすが、コースター家か。」

「一方的に名前を知られてるなんて、本当に気持ち悪いんだけど。貴方誰?」

「野盗の頭領。」


このなまくら刀じゃ、斬り殺されるのも時間の問題だ。


「そのイイ剣を振り回しておきながら野盗の頭ってだけじゃあねぇ?」

「ククク…………さすが、この剣の価値がわかんのか。」

「その剣がただの平民が持てるモノじゃないってことくらい知ってるわよ。」


コレでも一応貴族の令嬢。

モノの価値は見分けられるように教育は受けている。


「あと、貴方たちがさらったマリア・セザンヌ公爵令嬢を迎えに来た私がどうしてユリア・コースターだとわかったのか興味あがあるわね。」

「俺がお前を気に入ってストーカーしてたから、とでも言えば良いのか?」

「私をストーカーしてたのは別の人物でしょうが。なんでかばうの。」

「かばってねぇよ。」

「かばってんでしょ。貴方が私と対峙しても逃げずにココに居る理由は、ただ私と情報交換したかったわけじゃないでしょ。一体何を待ってるのかしら。」


誰かが助けに来るのを待っているのか。

誰かが逃げるのを待っているのか。

それとも、もっと別の何かか。


「嬢ちゃん、時には知らねぇフリした方が良いこともあるんだぜ。」

「知らないフリして大切なものを一つも失わないと言うのなら、いくらでも知らないフリくらいしてあげるわよ。」


私の大切な家族を傷つけないというのなら、いくらでも目をつむる。

私の大切な世界を壊さないというのなら、いくらでも知らないフリをする。


「だけど、誰かが傷つくとわかっていながら知らないフリができるほど私、大人じゃないのよ。」

「そーかい。そりゃあ、損な性格だ。」


距離が縮まる。

下から気配が一つ、上から一つ。

この上からの気配は、知らない気配だからおそらくこの頭領の待ち人だろう。


「…………色々と吐いてもらわないと困るから。」


目と前の野盗の頭に向かって剣を振るう。

利き腕を狙って切りつければ、鮮血が飛び散りガキッと音が鳴って刀身が折れる。

目を見開く彼の片目を、迷いなく縦に一閃する。


「うがぁ…っ!!」


目を押さえて座りこむ男の腕から血が流れる。

折れた刀身が床に刺さる。


「その片目だけ、いただくわ。」


ポタポタと指の隙間から血が流れ落ちる。

天守閣から人影が一つ、背後に降りる。

だけどその影は私に触れることなく鮮血を吹き出しながらドサリと音を立てて倒れた。


ゆっくりと振り返る。

あぁ、やっぱり。


「姫さん。」

「ありがと、アルベルト。」


泣きそうなで怒ったような顔。

そんなアルベルトの手に握られているのは、イイ剣とイイ鞘。

騎士団の紋章が入った立派な鞘。


「私の為にありがとう。ごめんなさい、嫌な思いをまたさせたわね。」

「良い。そんなことは。それより、姫さん、怪我は?」

「私は大丈夫。」


血塗られたその手を包みこむ。


「大丈夫だから。もうその剣、鞘に収めなさい。」

「でも……っ。後ろのそいつは…………。」

「彼は捕虜として連れて帰るわ。ちゃんと喋ってもらわないと困るから。」


アルベルトから離れ、片目を抑える彼に近づく。


「…………片手が使えねぇだけで、反対の手は動くぜ?」

「動かした瞬間、その腕、失くなるわよ。」

「…………。」

「これ以上、誰も斬りたくないの。重たいのよ、命が。彼にもこれ以上背負わせたくないの。」

「ククク……さっきすっぱり首カッ飛ばしてたけどな。」

「私のせいで彼にまた辛い思いをさせただけ。私の責任。彼に非はない。」

「なんだ、嬢ちゃんの護衛か何かかい、そいつは。」

「そんな良いもんじゃないわよ。ただの幼馴染で、私たちコースター家が不甲斐ないせいで、苦労をかけた私の大切な家族よ。」


護衛なんて良いもんじゃない。

護衛という名のただの赤の他人なら、こんなに苦しくない。

守るべき領民に戦う術を教え、罪を背負わせたのは私達だ。

その罪を笑って背負うと言ってくれた大切な領民だ。家族だ。


「たく……これまでかな。」

「!」


慌ててその口に腕を挟み込む。

思いっきり噛まれたせいで、本気で痛い。


「自決なんて許さない。自決なんてさせない。アンタには答えてもらわなきゃいけないことがあるって言ったハズよ。殺したのは私だけど、殺させたのは貴方よ。最後まで責任持ちなさい。貴方、野盗の頭領なんでしょ。」


開いてる方の目が大きく見開かれる。

緩む口元に腕を引き抜くかどうか悩んでいると、隣にアルベルトが膝をついて。


「縛るモン持ってきた。姫さん、腕どけろ。」

「ありがと。」


腕をどければ、猿ぐつわを手早くはめるアルベルト。

ジクジクと痛む腕に視線を落とせば。


「うわぁ…歯型くっきり。」

「当たり前だ!このバカ!!なんでそんな無茶すんだ!!」

「だって!指が噛み切られたらイヤじゃない!怖いじゃない!!」

「だからって腕突っ込むバカが居るかよ!!」

「とっさの判断だったんだから仕方がないでしょ!というか、アンタはなんでココに居るのよ!お嬢様とニーナはどうしたの!!」

「王太子殿下が来たから剣だけ借りて任せて来たんだよ!」

「はぁ!?何考えてんの!!私はアンタだから任せたのよ!?」

「俺だって中に居るのが姫さんじゃなかったらニーナ連れて帰ってたわ!」

「領主の娘だからって気にしなくて良いって言ったでしょ!」

「そんなんじゃねーよ!ただ俺は…………!!」


アルベルトが何かを言いかけて口を閉じる。


「ごめん。熱くなってた。」

「え、いや、こっちこそ。」

「なぁ、姫さん。頼むから、無茶だけはしてくれるな。幼馴染くらいちゃんと頼ってくれ。な?」


アルベルトが寂しそうに微笑むから、静かに頷く。

また、アルベルトにこの顔をさせてしまった。


「よし。んじゃあ、この話はおしまい!あと、絶対今のことアイツには言うなよ。」

「アイツ……?あぁ、アイツね。わかった、内緒にしておく。」


そんな気にしなくても、ソフィアはちゃんとアルベルトのこと好きだと思うのに。

というか、両思いなんだからさっさとくっつけば良いのに。


「姫さん、また変な勘違いしてね?」

「ん?」

「なんでもない!」


ニカッといつもみたいに笑うから、つられて笑う。


階下から私達を呼ぶ声と足音が響いていた。

読んでいただき、ありがとうございます

感(ー人ー)謝

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