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歴史という名のファンタジー  作者: みなと劉
62/255

62話

「四十九日」が過ぎても、まだまだ悲しみの余韻が残る時期ではあるので、是非とも、故人との最後の時間を大事にしてあげてください。

「初七日」は、亡くなってから7日目のことを言います。

この日までに、お墓を用意しておく必要があるのです。

お寺によっては、お経を読んでくれるお坊さんの手配もしてくれるところもあります。

また、戒名をつけてもらったり、納骨したりといったこともしてくれます。

しかし、最近では、そういったサービスが一切ないところもあるみたいなので、事前に確認しておくようにしましょう。

また、亡くなった直後に、すぐ墓を建てるというケースは非常に稀で、大抵は四十九日が過ぎた後で建てることになります。

なので、急いで作らなくても問題はないでしょう。

ちなみに、宗派によって多少やり方が異なるようです。

例えば、浄土真宗の場合は、位牌ではなく、木札に名前を彫ってもらい、それを墓石の下に埋めるという方法が取られることが多いみたいですよ。

また、キリスト教なら、十字架を立ててその下に埋葬するみたいです。

仏教の場合は、大体同じような感じだと思います。

もし、どっちの方法が良いのか迷ったら、それぞれの宗教に詳しい人に聞くのが一番でしょう。

「一回忌」は、亡くなった人が1回目の命日を迎えた時に行われます。

この日には、一周忌と同じように、僧侶が来て読経をしてもらうことになります。

また、この頃になると、気持ち的にも落ち着きを取り戻してくる頃ですので、生前の感謝を伝えてみても良いのではないでしょうか。

「三年目」の時には、供養塔を建てます。

これは、墓の形をしているものではなく、石でできた小さな碑のようなものだと思ってください。

「三回忌」には、親族だけでなく、知人友人にも声をかけて、合同で行うことが多くなっています。

しかし、必ず行うわけではありませんので、その辺りは臨機応変に対応していきましょう。

「五年忌」になると、墓地の区画が整理され、新しく墓地を購入することが可能になります。

墓地を購入したら、そこに先祖代々の墓を移します。

また、新しいお墓は、四十九日が過ぎるまで仮置きしておきます。

その後、四十九日の法要を行い、きちんとした場所へ安置することになります。

以上が、「初七日」「二周忌」「三回忌」「四九日」「一周忌」「五年忌」「十年忌」までの大まかな流れとなります。

皆さんが、お亡くなりになった際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

「十三回忌」は、亡くなった人の年齢を足していくと13歳になるということから来ています。

この日には、故人の遺影を飾り、親族だけで集まります。

この時に、遺族一同で故人に線香をあげます。

そして、僧侶に来てもらってお経を上げてもらいます。

その後は、精進落としをして、故人に献杯します。

これが、「十三回忌」における一連の行事の流れです。

「十三回忌」が終わると、もう誰もいなくなるので、遺骨はお寺に預けるか、自宅に置いておくかのどちらかを選択しなければなりません。

しかし、近年では核家族化が進んでいるため、お墓の管理が難しくなっているという問題が出てきています。

なので、現在は、ほとんどがお寺預かりになっているのではないでしょうか。

「十六回忌」は、故人の16回目の誕生日を祝う法要です。

この日には、故人の写真を飾った祭壇を作り、僧侶に来てもらってお経を上げてもらってお祝いをします。

この法要の後には、精進落としの宴会が行われるのが一般的です。

そして、お坊さんが帰る際に、お見送りをする人がいるのであれば、その時にお礼を渡します。また、この時に、お坊さんに渡すものはお布施だけではありません。

お菓子や果物などを持っていくのも一つの手です。

さらに、最近では、お坊さんの代わりにお世話係のような人も一緒に来ることがあるそうなので、その人にもお礼を渡す必要があります。

「三十三回忌」以降は、一般的には行われません。

「四十三回忌」以降でも、地域によっては行われるところがあるかもしれませんが、ほとんどは行われないと考えて良いでしょう。

「五十回忌」や「百回忌」については、もっと先になると思いますが、それまでに故人のことを偲んであげられる時間は十分に残されているはずなので、皆様も心に残るような思い出を作ってあげてください。

百箇日ひゃくかにち」とは、「亡くなってから100日目」を指します。

つまり、「三回忌」の後にきます。

この日に、仏前で追善供養を執り行なうのが通例となっています。

まずは、法要の前に法話を聞いて、その後で食事会を開きます。

そして、最後に出棺し火葬場に向かいます。

この法要では、僧侶が来て読経と焼香を行ないます。

その後は、精進料理を食べながら、親族の方々で故人の話をしたり、思い出を語り合ったりしながら故人の死を悼むのです。

「一周忌」とは、「亡くなられてから1年目の命日」のことを言います。

この日には、故人が亡くなってから初めて迎える命日ということで、僧侶を招いてお経をあげてもらうのです。

この日には、故人が好きだった食べ物をお供えしたり、お花を飾ってあげたりします。また、この日を境に、故人に対しての思いが少しずつ薄れていくと言われていますので、心の中を整理したり、故人との思い出を振り返る時間としても有効活用できるのです。

「三年忌」は、亡くなった人が3回目の命日を迎えた時になります。

この日には、法要は行いません。ただ、お墓参りに行ってお墓の前で故人を思い出してあげるのです。

この日を境目に、故人の霊と縁を切るという意味で、盆の入り、つまり「入谷の朝顔市」、「浅草寺の仲見世通りの風鈴」、「吉原神社の夏祭のお化け提灯」という三つの風習が重なって、死者の世界が開くという言い伝えがあるため、それに合わせて行うことが多いようです。

なので、もし気になる方は、「三年忌」の時に、「朝顔」と「風鈴」を買いに行くか「お祭り」に参加するかしてみると良いと思いますよ!

「七回忌」になると、生きている人が、亡き人を想い出す回数が段々と減っていくと言われています。なので、法要のやり方が簡略化されることが多くなっているようです。

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