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歴史という名のファンタジー  作者: みなと劉
60/255

60話

『日本書紀』によると、 アマテラスオオミカミが天の御柱を廻って国を作り始めた時に、最初にできたのが高天原だった。そして次に生まれたニギハヤヒの命に、「私の娘と結婚して子孫を増やせ」と命じた。それで、その命を受けた命は、スセリビメという女神を妻にした。そして、その子孫がウズメノオモイカネという神と結ばれた結果、三神の子が出来た。その三人は男二人が「アメノオシホミミ」と「タジマモリ」であり、娘が「オキナガタラシヒメ」である。そしてこの三人の子孫が天皇家の祖先なのだそうだ。しかし『記紀』では、これら以外には何も書いていないため、本当にそのとおりなのかどうかは定かではないのが現状だ。

『オオヒツメ』という言葉を聞いたことがある人はいるでしょうか。

これは、日本神話の中で初めて出てきた言葉です。

「この世」とは何のことでしょう?

実は、「あの世」と「この世」の中間に位置する世界のことだそうです。そこに住んでいる人々は、「ヨモツヒトムナカタ」という名前で呼ばれています。

彼らは皆、死者の国を支配しているらしいのです。

ちなみに、なぜ彼らが死を司るのかと言いますと、彼らの一族が死ぬときに、一緒に魂も死んでしまうためです。つまり、肉体と精神が分離した状態になるわけですね。

だから、死者の霊魂のことを、「黄泉津平坂よもつひらさか」といいます。「黄泉比良坂よもつひらさか」、「根の国のねのくにのさかい」、「冥府の入口」とも呼ばれています。

『ヨモツイクサ』と読むことが多いですね。

黄泉津よもつ』という言葉は、もともと『イヅ』と呼ばれていたものです。それが変化していき、『イ』が『つ』に変化しました。

また、

『イ』が『キ』に変化していったという話もあります。

このように「イヅ」から「ヨツ」へと変化していき、そこから「よみづ」と「読み」が変化していったのだと考えられます。

この話は、とても面白いと思います。

「よもつへぐい」というのは聞いたことがありますか?

「食べてはいけません!」

と親に言われたものを食べた時、それは一体どうなるのでしょう??

実は…….

食べられた側は、食べる側になってしまうそうなんです。

だから

「絶対に食べてはいけない!」

と言われている食べ物がたくさんあります。

・ヨモギが入った料理全般

・イチヂクの葉がついたもの全般 これらは全部ダメみたいですよ。

気をつけてください!

ということで、「よもつへぐい」について説明します。

まず、「よもぎ」には毒があるということは知っていましたか?

また、「いちじく」にはたくさんの種が入っていますよね。

その中には猛毒があるものもあるんです。

もし間違えて口に入れてしまったら大変なことになってしまいます。

例えば、お腹の調子が悪くなったとか、痙攣が起こったなどです。

他にも、嘔吐、吐血、下痢など、恐ろしい症状が出てしまうそうです。

ですが、この話は全て嘘です。

どんな物も範囲を超えていなければ基本は大丈夫とされています。

元より毒がある物は、これに該当しませんが……。

そもそも「よもつ」は、「黄泉イヅ」「黄泉の川」「根の国」ともいいます。

つまり、「あの世」のことです。

ですが、これらの呼び方で「よもつへぐい」という文字が使われるようになった理由は分かっていません。

また、「よもつ」は、「夜も深い」という意味の『夜摩天』という言葉から派生した言葉だとも考えられています。

そして、この言葉は仏教用語で、意味は「あの世の事」で、「黄泉」と同じ意味です。

つまり、どちらも同じ意味です。

「黄泉の物を食べると黄泉の住人になる」ということなのですが、その逆は、決してありません。

皆さんが生きている世界は、現世と黄泉の境目に存在するからこそ存在することが出来ています。

しかし、黄泉に行ってしまったら、もう二度と戻ることは出来ません。

皆さんはそんなところに行きたいですか?私は行きたくないです!

まあ、いずれは行くことになるとは思いますが……。

皆さんは、「三途の川」に行ったことがありますか?

そこには「賽の河原」という場所があり、石を積まないと鬼が襲ってくると言われています。

また、「向こう岸に渡し賃を置いていかないと渡れない」とも言われています。


では、その「三途の川」に流れているものは何ですか?

皆さんご存知の通り、それは「六文銭」(ろくもんせん)です。

ですがその由来を詳しく知っている人は少ないと思います。

その歴史は意外と古いのです。

今から約2000年前にあった古代文明であるエジプトやシュメールの時代でも既に「死生観」、「輪廻転生の思想」が存在していました。そして、「死後の安息を願うための装飾品」が実際にあったのです。

その時代の人々の考えによると、人間は死ぬとその魂は身体を離れて天国や地獄へと向かい、そこで新しい生命を手に入れるのだと考えられていました。その時に必要となる物が、「三途の川を渡る船代」です。

これは「お金を払うと極楽に行ける」ということを意味しているのだそうです。また、「魂が次の生命に宿るまでの間を過ごすため」に必要な「魂の依り代」でもあるそうです。

では、「三途の川」に流れているものについてですが、それは六道のそれぞれの道を案内するための「標識のようなもの」だと考えられてました。

しかし、本当は、「六つの色に塗り分けられた木の葉っぱ」だったのです。

つまり、「三途の川」とは「黄泉の国に行くまでの6種類の道筋を示す目印であり、それを全て渡り終えたら黄泉の国に到着することが出来る」のです。

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