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歴史という名のファンタジー  作者: みなと劉
53/255

53話

では次に『アーサーの遺産と魔法』、『聖剣エクスカリバーと魔術』について説明をいたします。

この二つは、この国を象徴する重要なキーワードでして、「魔法」に関しては この国は魔法使いの国でもあって、

「魔法」の使い手はたくさんいるのですが、 その力を「武器」に応用して戦う者は少ないそうです。

その理由としては

「魔法の杖」には 強力な魔力が秘められていると言われているのですが、 それが何に使われているのか、どうやって作られ、どのようにして使われるのかについては不明のようでございます。また、この国にはとても古い歴史があるらしく、 かつてこの国が王国であった頃、 王は魔術師たちを従えていたそうです。

今ではそのようなことはありませんが、 この国の人々は今でも、

「魔法」の力を信じているようです。

また、この国には「魔女裁判」というものがあって、 それは現在でも行われている恐ろしいものです。

この国では、毎年多くの女性が処刑されているようですね。

また、アーサー王の物語の中では、 アーサーは湖の乙女と呼ばれる妖精から、

「エクター・ド・マリス」という剣を受け取ります。

この剣は、とても切れ味がよくて頑丈な名刀だとされております。

この「エクター・ド・マリス」は、 アーサーの死後、彼の墓の中に埋葬されてしまいます。

そのせいで、誰もその剣を取り返すことができなくなってしまったのだとか……。

「アーサーの遺産と魔法」は「アーサーの遺産」と呼ばれていて、

「アーサーの魔法」と呼ばれているものは

「アーサーの遺産」の一つだとされてきました。

これはどういうことかというと「アーサー」という人間が、 何らかの方法で「魔法」を使えるようにしたのではないかと考えられてきたわけでございます。そして「アーサーの魔法」のうちのいくつかは、現代でも使われているのです。

例えば、その代表的な例が「治癒術」でございます。

アーサーの時代からずっと受け継がれているもので、傷を治す力をもっているのです。

では最後に『アーサー王の死』についてお話したいと思います。

アーサーが死んでから数年たった後、 彼はモルゴースと恋に落ちたのです。

しかし彼女は彼の子供を妊娠してしまいました。

それに怒ったモルゴースとその夫であるアンドラゴラスは、 アーサー王の娘であり、 彼の妃でもある「グィネヴィア」を連れ去ってしまいました。

その後二人は、 彼女を不義の子「モードレッド」と一緒に城で育てました。

そして遂に、アーサー王は二人の居場所を突き止め、 怒りに燃えたアーサー王は、 彼女達を救い出し、三人だけで結婚式を挙げようとしました。

しかしそれを察知していたモルゴースは 既にモードレッドと共に城を脱出しており、 そこで待ち伏せをしていたランスロットによって、 彼女は命を落としてしまうのでした。

これが世に言う『カムランの戦い』でございます。そしてその数日後、 今度は王妃がアーサーの目の前で殺されるという事件が起こります。そしてその時に彼は、自らの手で王妃を殺したのだと伝えられています。

これが世にいう『ガウェイン卿の悲劇』なのですが、 アーサーはその後、アーサー王の兄の息子にあたる

「モーガン・ル・フェイ」と結婚することになります。

そしてアーサーは、 モーガンと「ギネヴィア」の間にできた子供、 つまりアーサーの甥の「ウーサー・ペンドラゴン」を 後継者としようとしました。

しかし、それは叶わぬ事となりました。何故なら「ウーサー・ペンドラゴン」は、 アーサー王が産まれる前に亡くなってしまったからです。

こうしてアーサーの時代は終わりを告げることとなります。

しかし「アーサーの遺産と魔法」、「アーサーの魔術」は その後も受け継がれていくのでございます……。

つぎは、イギリスで有名な話『エルフの伝承』です。

イギリス神話でも、エルフ関連の書物や伝承を耳にすることがあると思います。しかし、それらのほとんどは「嘘」だと言われております。何故ならば、『妖精伝説フェアリーテール』には、「アーサー王物語」に登場する『円卓の騎士』の一人で、有名な騎士「パーシバル」が、「アーサーが王になった時の従者は誰だったか?」と質問された際に、「パーシヴァルです」と答えてしまいます。

しかし実際は、パーシバルはアーサー王に仕えていなかったのです。

それなのに彼が「アーサーの配下」だと名乗った理由は、その当時、「アーサー王に仕えた者は皆"アーサー王の家臣であった"と記録される」ということがあったためです。そのため「妖精」と自称する「マーリン」が、アーサー王に仕えていた者の名前を騙っています。

次に、イギリスの古い伝承で最も有名なものと言えば『ニードルの杖の伝説』です。

「魔法使いの弟子」という童話では、主人公が師匠から魔法の薬を手に入れるためにある洞窟に出かけます。

しかし途中で悪い魔女が現れて、主人公を殺そうとしていました。

その時、そこにいた老人が、主人公の代わりに魔女と戦います。

すると魔女は死にそうになりながら逃げ出していきました。

そしてそのあと、主人公は無事に薬を手に入れて帰ります。そして後日、「あの人は誰だったのか」ということを師匠に尋ねると、それは自分の弟子だと答えたそうです。

また別の話にも、「魔法使い」が登場しています。

そこでは、「魔法使い」が、「邪悪な竜」から「ある女性」を助けて、「彼女の息子」が、その女性の持っていた宝石の力で「魔法使い」となったという話です。

その話を詳しく説明しますと、「ある所に一人の魔法使いがいた。その男は妻がいたが、彼女が他の男と浮気をした為別れることになってしまった。

そして彼は、妻が持っている魔法の石の力を利用して魔法使いになったが、魔法使いとしての生活に慣れてくるうちに彼は妻のことが好きになっていた。

しかし妻はある日、「魔女狩り」をしている人達に見つかりそうになって逃げる途中、川に落ちて死んでしまう。そこで彼は、彼女を生き返らせる為にその石を使おうとした。

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