32話
「おい、お前達何者だ!?」
「我々は「アース神族」だ!この世界の王に用があるのだが……」
「悪いが、そういうわけにはいかない。この先は我々「霜の巨人族」の領域なのだぞ!!許可なく立ち入ることは許さん!!」
「そこをなんとか頼む」
「ダメなものはダメだ!!」
と、霜の巨人族は二人の門番は頑なに通そうとしなかったがとある巨人が奥から来て
俺たちをみて
「その者達は我の友人である!!通しなさい」
と、巨人族の王が命令をする。巨人族は霜の巨人族より地位が高いため霜の巨人族は渋々二人を通す。二人は中に入ると、王に会う。王は、フレイヤの顔を見ると「よくきたのう」と声をかける。
「あなた様は?」
「わしの名は「ムスペル」じゃ。お主は?」
「俺は、『フレイ』といいます」
「そうですか。ところで、「ムスペル」はなぜこんなところにいるのですか?」
「うむ。最近「アース神族」が勢力を拡大しているという情報を得てな。それで、「アース神族」に対抗できる戦力を集めていたのじゃ。すると、お主達のことが耳に入ってきたんじゃ」
「なるほど。それなら話は早いですね。実は俺達は父上……いや、「オーディン」を止めるためにここに来たのです」
「そうか。ならば共に行こうではないか」
「ありがとうございます!」
「気にすることではない」
と、フレイヤは頭を下げて感謝の言葉を述べた。フレイは「ヨトゥンヘイム」にいる巨人族の協力を仰ぎに行く。
「こんにちは。あなた達が「ヨトゥンヘイム」の巨人の方ですね?」
「いかにも、私が『フヴェルゲルミル』です」
「私はフレイヤです」
と、二人は自己紹介を済ませる。
「して、要件は?」
「実は、あなた達に協力して頂きたいことがありまして……」
と、フレイヤは「ヨトゥンヘイム」の巨人族に協力を要請した。
「わかりました」
と、彼らは協力してくれた。そして、フレイは次にヘルの巨人の元へ向かう。しかし、ヘルの巨人は二人のことを快く思っていなかった。彼らはオーディンの部下であるため当然の反応とも言える。しかし、そんな彼らのところにアース神族最強と言われるバルドルが現れた。彼は、フレイヤのことを庇いながら交渉を始める。
「私は、バルドルと申します。あなた方はオーディンに反抗しているということでよろしいでしょうか?」
「いかにも。我々の目的のため、オーディンに従うわけにはいかない」
「それは何故ですか?」
「我々にとってオーディンは神であり王でもある存在だ。だから奴に逆らうことなどできないのだ」
「なるほど……。では、私たちに協力していただけないでしょうか?」
「断る!!」
と、彼らは拒否するが、バルドルの巧みな話術で次第に心を動かされていく。
その後、フレイヤたちは「ミッドガルド」にある氷の城「スルトの炎」に向かった。そこではフレイが一人でいたのを見かけたので話しかけた。
「あぁ、君か。久しぶりだね」
「えぇ、元気にしてたかしら?」
「もちろんさ」
と、会話を交わすと二人はお互いに握手をした。
「ところで君は今、何をしてるんだい?」
「私?私たちはこれから「アスガルド」に向かって、「ラグナロク」を止めようとしてるところよ!」
「そうなのか。まぁ、気をつけて行くんだよ」
「ありがとう。あなたこそね」
「わかってる」
と、二人は会話を終えるとそれぞれの道を歩み始めた。
そして、時は過ぎ「ラグナロク」が始まる。
オーディンはアース神族最強の戦士にして軍神と言われている。彼の槍の一撃はとても重く、さらに魔法も使えるため隙がなかった。それに対してフレイヤは彼の攻撃を防ぎながらも必死に応戦した。しかし、圧倒的な力の差により徐々に押されていった。そして、ついに彼女が諦めようとしたその時、フレイが駆けつけた。彼はオーディンに剣を刺したのだ。
オーディンは嘆き、叫び、そして恨みの言葉を口ずさむ。
『どうしてだ……。なぜなんだ……。お前達に私の苦しみがわかるものか……。愛する者を殺され、国を追われ……。復讐に生きたこの私の悲しみが!!』
と、オーディンは言う。しかし、フレイはその言葉を無視してこう言った。
「俺達は、貴方の子供です。ですが貴方のしていることは間違っています。復讐からは何も生み出さないのです」
復讐からは新しい嘆き、悲しみ、怒りが生み出されそれは負の感情を新たに生み出す要因でしかない。
意味をなさないことをオーディンはしようとしていました。
それがわかった頃にはオーディンはこの世界に留まれる状態ではありませんでした。
兄の『フレイ』と妹の『フレイヤ』は父である『オーディン』にこれ以上の罪を犯さないようにするため
彼のために力をと言うとそれに呼応するかのように
グングニルが光り輝き。
『フレイ』の手に収まりました。
それで、オーディンの心臓を貫きました。
「父上、これで終わりです。安らかな眠りについてください」
そして、世界に本当の意味での平和が訪れたのです。
フレイヤは兄フレイと共に旅を続けた。ある時は火山にいきマグマを眺め、またある時は海に出て美しい景色を楽しんだりと色んな経験をしながら楽しい日々を過ごした。
それから、数年の月日が流れた。二人はアース神族の長になり、世界を見守る仕事をしている。フレイヤはいつものように「アースガルズ」を見て回っている。
こんな感じに脚色して小説にしてみました。
では、ここで
日本の歴史に行ってようと思います。




