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歴史という名のファンタジー  作者: みなと劉
31/255

31話

『ラグナロク』の最終決戦からしばらくして、アース神族は平和を取り戻した。しかし、オーディンはその事に満足しておらず、自分が持つ全ての知識を使い、新しい世界を創造しようとした。

まず最初に作った世界は『アヴァロン』と呼ばれる世界だった。彼は、そこに自分の娘フリッガと息子ヴァルキュレとロキの三人を住まわせた。

その後、オーディンは新たな妻となる女性を探していると、一人の女神を見つける。彼女の名前はフレイヤといい、アース神族の主神オーディンの求婚を断り続けていたが、ある時から彼と結婚し始める。

彼女はとても美しく、誰に対しても優しく接してくれるためアース神族の誰もが彼女に好意を抱いていた。そんな彼女との幸せな生活が始まった矢先、オーディンは自分の地位を脅かすものの存在に気づく。それは、自分の息子のトールだった。

オーディンの息子にして「雷神」の異名を持つこの男は、非常に好戦的な性格でいつも戦場に出ているような男だった。

そのため、オーディンは彼を危険視していた。

ある日のこと、オーディンはトールに呼び出される。その内容は、彼が率いる軍とオーディンが率先して行う軍による模擬戦を行いたいとのことだった。

オーディンはこの申し出を承諾した。

その後、オーディン軍は訓練場へと向かう。そこには、トール軍が待っていた。彼らは全員武装しており、いつでも戦える準備ができていた。

「よく来たなオーディン。早速始めようじゃないか」

「ああ、いいだろう」

こうして、両軍は衝突する。オーディン軍の戦力は圧倒的だったが、トール軍は一歩も引かずに戦った。しかし、徐々に劣勢に立たされていく。そこで、オーディンはある作戦を実行する。

オーディンは、ある魔法を使う。これは、相手に幻覚を見せることができるものである。これにより、敵は混乱してしまいまともに戦うことができない状態になってしまった。

「今だ!全軍突撃!!」

オーディンはこの隙を逃さず、一気に攻め込む。

「うわぁー!!ここまでなのか!?」

「ちくしょう!!こんなはずじゃなかったのに……」

「俺達もうダメかもしれねぇな……」

と、次々と敵が命を落としていった。その結果、オーディンの勝利で幕を閉じた。

この勝利により、オーディンはアース神族の中で一番の強さを持つことになった。

この日を境に、オーディンは勢力の拡大に力を入れた。

まず初めに、オーディンは「ムスペルヘイム」、「ミズガルズ」に住む巨人族(巨人族の中でも最強と言われている「スルト」を含む)を味方にし、次に「ヘルヘイム」「ヨトゥンヘイム」に住む霜の巨人族を仲間にした。

次に、オーディンは「ムスプルヘイム」の炎の巨神であるフレイを味方にする。

最後に、オーディンは「ユグドラシル」に住んでいるエルフを味方にした。

こうしてアース神族は、ほぼ全ての神族がオーディンの仲間となった。

この事実を知った他の神々達は危機感を抱き、オーディンに対抗するための勢力を作ることを決意する。

まず初めに、オーディンに対抗する勢力を作ったのは、オーディンの妻であるフリッグであった。彼女は、オーディンに匹敵するほどの力を持っていた。さらに、彼女には美しい容姿と優しさを兼ね備えていたため、多くの男性を虜にするほどの魅力があった。

だが、フリッグは「オーディン」に対抗できるほど強くなかったため、彼女の代わりになる人物が必要であった。そこで、彼女は自分が信頼している人間にオーディンの討伐を依頼することにした。

その依頼を受けたのは、アース神族の最高神「オーディン」の息子である「アース神族最強の戦士」こと「バルドル」と「アース神族最強の魔術師」であり、「オーディン」の娘でもある「フレイヤ」だった。

まず、二人は「ヨトゥンヘイム」

に行き、氷の巨人の王「フヴェルゲルミル」に会う。

「こんにちは。私は「アース神族」の者ですが、あなた達にお願いしたいことがあります。実は、父上……いや、「オーディン」が暴走を始めまして……。それを止めるために、どうか協力して頂けないでしょうか?」

と、フレイヤは彼に言った。すると、「フヴェルゲルミル」は「それは大変ですね……。わかりました。協力しましょう」と快諾してくれた。

二人は「ヨトゥンヘイム」にいる「フロストジャイアント」に会いに行く。彼らもまた、オーディンのことを快く思っておらず、フレイヤの提案に乗り気だった。

こうして、二人の巨人族の協力を得ることに成功。続いて、二人は「ミッドガルド」にある「ヘルヘイム」に向かい、霜の巨人族に協力を要請した。しかし、彼らはオーディンの圧倒的な強さを恐れており、誰も賛同する者は現れなかった。

二人は仕方なく諦め、次の場所へと移動する。

二人が次に向かった場所は「アース神族」が住む世界「アースガルド」だった。

二人は「アースガルド」の入口に到着する。しかし、そこには一人の老人がおり、二人を見るなりこう言う。

「お主達が、オーディンを止めようとするものか?ならば、私を倒してみよ!」と、彼は戦闘態勢に入る。

それに対して、フレイヤは剣を抜き、彼に向かって攻撃する。フレイヤの攻撃は見事命中したが、彼は倒れることなく、フレイヤの身体を凍らせる。

「これで終わりだな……」

と、彼はそう言い残して去っていく。

一方、フレイヤは必死にもがくが、身動きが取れず、このままでは死んでしまうと思ったその時、突如現れたバルドルが彼女を助け出す。そして、彼はフレイヤを背負いながら「アースガルド」の奥へと進む。

しばらく歩くと、そこには巨大な城があり、彼はフレイヤを降ろすと「ここで待っていてくれ」と言い、どこかへ行ってしまった。

フレイヤが待っていると、突然後ろから誰かに襲われる。振り返ると、そこにいたのは全身が氷で覆われている女性だった。女性はフレイヤに襲いかかるが、そこに再びバルドルが現れて彼女を殴り飛ばす。

「大丈夫か!?」

「えぇ……。でも、どうしてここにいるの?」

「君を助けるために来たんだ!さぁ、ここから逃げよう!!」

「わかったわ!!ありがとう!!」

こうして、フレイヤはバルドルと共にその場から去った。

その後、フレイヤはバルドルに自分の気持ちを伝える。

「ねぇ、私のこと好き?」

「ああ、好きだとも」

「本当!?嬉しいな~♪」

と、彼女は喜びに満ち溢れていた。

「これからどうしようかしら?」

「そうだね……。とりあえず、僕達二人で世界を平和にしていこう!!」

「うん!頑張ろう!!」

と、二人は新たな目標を立てた。

それから、二人は旅を続けていく。ある時は山賊に襲われ、またある時は魔物に襲われたりと様々な困難があったが、それらを乗り越えて成長していく。

そして、ついに二人は「アース神族」の世界「アースガルド」の入口まで到着する。だが、入り口には門番がいて、とてもじゃないが簡単に通れるような状況ではなかった。

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