表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
猫、飼い始めました。  作者: あんり
3/3

猫、猫になりました(?)。

いや、まあ私には弟がいるからね。

別にかいりが裸族なら仕方ないけれども。

とりあえずたまに泊りに来る弟が置いて行った服を着させました。

「うーたん、名前つけてくれた上に服までありがとう!」

「だからうーたん言うな、きもい。」

「きもいっていうのやめたら僕もうーたんって呼ばない。」

「…気色悪い。」

「いや、どっちも一緒だから。」

結局私が「きもい」を言わない代わりにかいりは私のことを「詩」と呼ぶことになった。

急に呼び捨てかーい。

「ところでかいり、いつまで人間のままでいるの?」

「ん?この先もずっと詩のそばにいるよ?」

「は?」

「え?」

ずっと?冗談じゃない。無理無理無理無理。

「とりあえずさ、その猫耳どうにかならないの?」

「あ、これね。忘れてた。」

そういってかいりは耳をしまった。…しまった?

「あんた、そんなことできるの?」

「ん?耳の出し入れ?しっぽもできるよ?」

そういってかいりは耳と尻尾を出した。

「猫と人間、どっちにも変身できるんだぁ~」

「え、猫になってみてよ。」

「うん、いいよ?」

ぽわわわん

そして次の瞬間、目の前に現れたのは昨日助けた猫だった。

「か………かっっっっっわいいいいいいいいいい!!!!!!!!」

そういって私はかいり(猫)を抱き上げた。

「もうかわいすぎてしんどいかわいいかわいいかわいいかいり、あんた猫の姿でなら一緒に寝てもいいよ!ふわふわだしあったかいしかわいいし!!!!!!!」

ぼふんっ

「ほ、本当?!僕ずっと一緒にいられる?!?!?」

うわっ、急に人間になった。重い。重いいいい!

「ちょちょちょっと?!急に戻らないで?!」

「じゃあおろしてよ。」

「いや、自分で降りろよ。」

猫耳がしおれた。耳かわいい。

「…詩、くすぐったい。」

「ん?」

「耳、耳!なでるのやめて!くすぐったいから!」

そういってかいりはようやく私の膝から降りた。

できるだけ毎日更新していきたいと思っています!

…と言っていましたが、学生ということもあり、難しいです…すみません…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ