八日目:奇妙な「院長」と治療薬
【公式イベント】
廃墟の街で、奇妙な男が君を呼び止めた。「やあ! やあやあ! そこの君、そう君だ! え、僕かい? 僕は“院長”だ。病院は……うん、まだないけどね。これから造るんだ。よければ手伝って欲しい!」蛍光色に染めた頭、よく見ると白衣ではなく白いレインコート。
「ほったらかしの廃病院、あそこに人手と物資を集めて、できるだけのことをしたいんだ。……馬鹿な考えだと思う? 貴重な物資を譲る奴がそういるわけない? そもそも僕が信用できない? はは、確かに。でも、僕は……子供が死ぬのをもう見たくないんだ」
以降、君は院長に、彼が必要とするアイテムを、自分の所持品から届けてもよい。対象となるのは「治療薬」「救急箱」「看護婦」「太った研究者(使用回数は問わない)」の4つ。ハッシュタグ「#病院用物資」をつけて、何をどれだけ届けたかツイートするだけでOK。
8日目
【探索】研究員らしき死体を発見。どうやら自ら命を絶ったらしい・・・治療薬(ゾンビ化しつつある者を元に戻す。使い捨て)を得た! 食糧:-3
「けほっ。……ひどい埃。ごほごほっ! あー、ほんとにこんなとこに何かあるのかねー」
ここは数多く存在する廃病院の一つ。勇人は“院長”の助言でこの病院に訪れていた。
「あいつは「きっとここには君の今後に役立つものがあるだろう。もしいらなかったら僕にくれても構わない」って言ってたけどねー。……ん、この部屋は?」
病院には不釣り合いなほど厳重なロックがかかった部屋。扉には大きくバイオハザードマークが描かれている。
「……いかにも怪しい。お、鍵はかかってないや。さてさて、何があるのかなー。お邪魔しまーす」
すでに脆くなっていたのか、鍵をかけ忘れたのか、はたまたわざと開けっ放しにしていたのかはわからないが、ロックの厳重さとは裏腹に、簡単に開けることができた。
そして扉を開けた勇人の視界に飛び込んできたのは――すでに朽ち果てた研究員の死体だった。
「うっ……これは、自殺したのか? ……この紙は遺書?」
『ここに私の研究の成果を残す。
ゾンビ化しつつある者を元に戻すことができる薬だ。
これは私の贖罪だ。せめて役に立てて欲しい。』
「……ゾンビ化治療薬、ねえ。これがあいつの言ってた“もの”か。まあ何か役に立つこともあるだろうし、しばらくは持っておこうっと」




