表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/31

六日目:騙し騙され世の定め

6日目


【戦闘】愛想のいい男性と遭遇。しかし、背を向けた隙に君の食糧や持ち物を奪おうと襲ってきた! 6のダメージ!(この戦闘はアイテムの効果を受けられない) 食糧:-1


 少女との対面を経て、ビルから離れ荒野をさすらっていると、遠くから荷台を曳いた、行商人らしき男性が歩いてくるのが見えた。

「こんにちは。あなたは?」

「私はこの世界で行商人をしております近藤誠也と申します。何分物資の少ない世界ですからねェ。行商という職もそれなりに需要があるんですよ。

 ところで何か買っていきませんか? 食糧なら豊富にありますよ? 治療薬などは在庫が少ないので値が張ってしまいますが……」

「ううん、何か交換できるようなものあったかなあ……ちょっと待っててくださいね」

 そういって勇人は行商人に背を向けて荷物をあさり始める。――この世界で“他人”に無防備な姿を晒す事、その意味にも気づかずに。

「基本的に“もの”であれば何でも交換は承っておりますよ。…………そう、それがあなたの命でも、ね!!」

 荒野に乾いた銃声が響き、硝煙の臭いが立ち込める。どうやら行商人が拳銃を隠し持っていたようだ。

「っ!? っく、やられた……!」

「おやおや、外してしまいましたか。なかなか感のいい方ですねェ……。さあ、おとなしく荷物を全部おいていきなさい。そうすればここは見逃してあげましょう」

 そういって行商人は再び拳銃を構える。対する勇人は、刀をバッグをあさる際に置いてしまったため、無手だ。

「(拳銃か。どうやら相手は素人みたいだし、拳銃くらいなら何とかなるはず……!)」

「あら、怖気づいてしまいましたか? 無理もない、まだ若いですからねェ。ま、運が無かったと思って大人しく死んでください」

 行商人が引き金に指をかける。そして――

「(……今だ!)」

 銃声が響くと同時に、勇人は体を捌くことにことによって銃弾を避け、そのまま行商人に接近し掌底を叩き込む。

「がっ!? 馬鹿な。銃弾を避けッ……!?」

「プロならともかく、素人の拳銃くらい指と銃口を見てれば十分避けられるよ。まあ運が無かったと思って諦めてください」

 そういって勇人は倒れた行商人に圧し掛かり、関節を極める。

「~~~~ッ!!」

「これでしばらくは銃も持てないでしょう。一応脱臼させてから治したので“運が悪ければ”腕が動かなくなるかもしれませんが、しばらくすれば動くようになりますよ。拳銃は危ないので処分させていただきます。

 あ、あと治療用に包帯をいくらかもらっていきますね。

 ……では二度と会わないことを祈ってますよ。それでは」

 痛みに呻く行商人を後に、勇人は荷物を担ぎなおして足早に去って行った。



――6日目

HP:86→80

食糧:89→88

Item:日本刀×2(銘:薄骨喰、空明)/【戦闘】で受けるダメージ常に-2。最低1点は受ける

(拳銃は演出上の処理なので弾無し、データ無しのアイテムとして、所持アイテムとは別に管理します。そのうち演出で使うかも)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ