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二十四日目:暴徒の群れ

24日目


【戦闘】暴徒の集団が、あなたの食糧をすべて奪おうと襲い掛かってきた! 「現在食糧の1割(端数切り捨て)+2」点のダメージ! 食糧:-2(戦闘後に計算)



 翌日。

 勇人がビルから出ると、遠くからこちらを伺うような視線を感じた。移動すると、それに合わせて視線と気配もついてくる。


(尾行か? それにしてもお粗末な……)


 おそらくは暴徒の類だろうが、一人程度なら襲ってきても返り討ちにすればいいだろう、とそれを無視して歩き出した。

 そしてしばらく歩いただろうか。

 急に物陰から何人かの武装した男が飛び出てきた。


「命が惜しけりゃ荷物を全部置いてきな!!」

「流石にそれは困るかな。それより君たちの心配をした方がいいんじゃないかな」


 勇人はそう言って微笑むと、拳銃を抜き、前を向いたまま背後から迫っていた男の足を射抜いた。

 男が短く悲鳴を上げて倒れると、それに気圧されたように暴徒の集団がたじろぐ。

(このまま退散してくれればいいのに)と勇人は思っていたが、彼らにははなから尻尾を巻いて逃げ帰るという選択肢は考えていないようでリーダー格の男が「野郎! やっちまえ! 数で押しちまえば関係ねぇ!」とけしかけると、残りの暴徒たちもそれに応じて、勇人に襲い掛かっていった。


「しょうがないなぁ。人は殺したくないんだけど……、そんなことも言ってられないか。

 ――まぁ、なるべく死なないようにしてあげる」


 そう呟くと、勇人が銃をホルスターに戻して刀を抜き放つ。

 そして先陣を切って襲い掛かってきた男の足を切りつけて、こう言い放った。


「逃げる奴は追わないけど……襲い掛かってくるなら相応の覚悟をしてもらうよ!」

「黙れっ! ぶっ殺してやる!」


 暴徒たちが襲い掛かってくるが、勇人は難なくそれを返り討ちにしていく。

 それを見て怖気づいたのか、暴徒の一人が逃げ出すと、それにつられるかのように次々と暴徒が逃げ出していき、ついには潰走を始めた。

 ――当然、傷を負った仲間は置き去りにして。


「ちくしょう! 覚えてやがれ!」

「お……おい! 待て! 置いてかないでくれ!」

「……はぁ、まさか置いていくなんて。どうしようか、このままだと失血死しちゃいそうな人もいるし。とりあえず応急処置だけでもしてあげるか。死なれても目覚めが悪いしね」


 勇人がバックパックから包帯を取り出す。そして残された人たちに止血を施すと


「これに懲りたら二度と人を襲って食べ物を得ようなんて思わないでくださいね?」


 と暴徒たちに語りかけた。彼らはそれに対して声をそろえて了承を返す。


「うん、よろしい。

 じゃあここから向こうの方に歩くと病院が見えてくると思うので、そこで治療を受けてくださいね。あそこには有志で人が集まって治療を行なっていますから。

 それで心を入れ替えたら病院の警備でもしててください」

「あ、ああ……分かった。

 ありがとなにいちゃん。襲ったのはこっちなのにわざわざ応急処置までしてもらって」

「いえいえ。……これは僕のエゴですよ。気にしないでください」


 勇人は、そういうと彼らを病院の方角へ送り出した。




――24日目

 HP:54→50

 食糧:64→62

 Item

 日本刀(銘:薄骨喰)

  【戦闘】で受けるダメージ常に-2。最低1点は受ける

 改造2丁拳銃(ワルサーP99/9mmパラべラム弾使用/装弾数20発)

  【戦闘】で受けるダメージ常に-2。最低1点は受ける

 NoDateItem

  焼きハゼ

  紅茶パック

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