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一日目:ようこそ、この荒廃した世界へ

1日目


【戦闘】駅の構内を逃走中、倒れていた死体が君の足を掴んだ! ゾンビだ、しかも集団に追いつかれる! 9のダメージ! フォロワーの助けを得られるなら5のダメージ。食糧:-2


「……どういうことなの」

見渡すかぎりに広がるのは、一面の荒野。そしてそれを徘徊する人ならざる者の姿。

それはどちらも彼がついさっきまでいた“日本”の光景とは似ても似つかぬものだった。

「何? 夢でも見てるの? えーと、突然目の前が真っ暗になったかと思ったら気づいたらここにいて……え? え?」

 彼が混乱するのも無理はない。なぜならこの世界は彼がいた世界ではないのだから。

 並行世界――無数に存在する可能性の一つ。人ならざる者・ゾンビによって地上が侵略されてしまった世界。

 彼は時空の歪みに巻き込まれて、そこにたどり着いてしまっていたのだから。

「あれって……もしかしてゾンビ? どうしよう……まあここにいてもしょうがないし、とりあえず雨風をしのげるところを探そうか。幸いにも買い物帰りだからいくらか食料もあるし」

 そういって彼は荷物を持って歩き出す。

「あれは電車の駅かな? とりあえず周りにまともな建物もないし、今晩はあそこで過ごすことにしようか……」


***


「うわあああああ!!」

 数時間後――彼はゾンビの集団に襲われていた。駅に到着して食事をとっていたところ、改札側から次々とゾンビが入り込んできて、現在は駅の構内を逃げ惑っているところだ。

 そして――

「うわっ?」

 飛び越えようとした死体に引っ掛かり盛大に転んだ。

といっても彼が間抜けだとかそういうことではない。よく見るとその死体が彼の足を掴んでいるのが見える。そう、それは死体ではなくゾンビだったのだ。

「っ、追いつかれた!?」

 何とかゾンビの手を引きはがした彼のもとに先陣を切って一体のゾンビが襲い掛かる。それを躱し掌底を叩き込むと、すでに脆くなっていた体は簡単に破壊され、その動きを停止した。

「うわっ気持ち悪っ。……はぁ、しょうがない。――無嶽流免許皆伝、高崎勇人。参る!」

 そしてゾンビの群れとの戦いの火ぶたが切って落とされた。


――1日目

HP:100→91

食糧:100→98

Item:なし

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